銀雪戦隊スノーマン -15- (ページ15)

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素能玉雪「グリーン、凄いすの…違う人みたいすの…」

ギンセツグリーン「イエロー、今だ!!ソードを!!」

ギンセツイエロー「おう、任せとけ!」

ギンセツブライトエンペラーがスノーソードを構え、刃先を鷹魔ツインクスに向ける。

ギンセツイエロー「ギンセツスタンバイ!Get set!」

9人「Lock on!!!!!!!!!」

透明の縦長の箱のようなものが鷹魔ツインクスを囲う。

素能玉雪「輝く力、爆発すの!」

9人「プラチナスノーダイナマイト!!!!!!!!!」

スノーソードを一振りすると、刃先から白い光が発動され、鷹魔ツインクスの胸部目がけて飛んでいく。

鷹魔ツインクス「ぎゃあああああ…」

白い光が命中した鷹魔ツインクスからは火花が上がり、その場に倒れて大爆発が起きると同時に、スノーポリスに吹雪が吹き荒れる。

マオ「そんな…!どうして俺が負けなきゃいけないんだ!!覚えてろ、スノーマン!」

鷹のぬいぐるみの首根っこを掴み、悔しそうに歯を食いしばりながら、その場から消えた。

素能玉雪「倒したすの!やったすの!!」

ギンセツグリーン「…はあ…終わった～～…年越しまであと何分?」

額の血をハンカチで拭きながら、ふうっと息をつく。穏やかな表情のグリーンだ。

ギンセツレッド「凄い豹変ぶりだな…」

ギンセツブルー「一番怒らせちゃいけないタイプだぞ。」

ギンセツホワイト「あ!花火!!」

ブライトエンペラーの窓から、外を見る。沢山の花火が次々と打ち上がり、雪が舞う空を輝かした。

ギンセツピンク「…2501年始まっちゃった。」

ギンセツオレンジ「カウントダウンしてないやん…」

ギンセツブラック「カウントダウンしたかった…」

ギンセツブルー「でもさ、こんな高いところから、花火見ることってないよね。」

ギンセツグリーン「ね、タイミングもバッチリだし!」

ギンセツレッド「綺麗だな。」

素能玉雪「感動するすの。」

外では、スノーポリスのオーディエンスが歓喜する声が響き渡る。

ギンセツイエロー「この明るい声を絶やさないように、頑張ろうな。」

ギンセツパープル「うん。沈んだスノーポリスなんて、だれも望んじゃいないからね。」

ギンセツホワイト「救済を続けるよ、真の平和が訪れるその日まで。」

9人と素能玉雪はブライトエンペラーの中から、特設ステージで打ち上がる花火を眺めていた。