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ギンセツオレンジ「うぉおお?!アカンって、デカい音は…ホンマに焦るわ…」

ギンセツブラック「ツインクスは、ピンクが撃破した。もう大丈夫。」

爆音で大きく扱け、尻もちをつくオレンジをブラックが立ち上がらせた。

ギンセツピンク「決まったぜ。」

爆発を背にして華麗に宙返りしながらドヤ顔で着地しした。

マオ「よく同時攻撃を見破ったね。スノーマン。」

ギンセツピンク「何者だ!?」

煙の向こう側から、鷹のぬいぐるみを2つ手に持ってゆっくりと現れた。

ギンセツグリーン「マオ!お前の仕業だったんだな?!」

マオ「その通りだよ。」

ギンセツレッド「この年末に、何てことをしてくれるんだ…何故今日なんだ…」

マオ「人が沢山いた方が楽しいでしょ?だからだよ。」

手に持っていた2つの鷹のぬいぐるみをくっつけ、爆発した場所の前に翳す。すると、ツインクスの残骸がブロックのように組み上がり、巨大化した。

ギンセツブルー「ええ?!何だアレ…」

ギンセツイエロー「うわ、怖っ…」

双頭の鷹の様なディスドールは不気味な姿をしている。その姿にブルーは腰を抜かし、イエローは目を丸くした。

マオ「鷹魔(おうま)ツインクス。彼は破壊することしか知らないディスドール…どんな戦いを見せてくれるかな。好きなだけ暴れていいよ、鷹魔ツインクス!きゃははっ!」

ギンセツパープル「待てマオ!!」

マオ「待たないよ。」

クマのぬいぐるみを9人の前に見せつけるように翳し、その右脚をぎゅっと握った。

ギンセツパープル「ぐわあああ…」

ねじ切れそうなほど痛む脚を抑え、その場に倒れる。その隙にマオはその場から消え去っていた。

―素能玉雪「銀雪合体すの!」

ギンセツホワイト「年明けまで残り10分…」

ギンセツレッド「時間が無い。」

ギンセツブルー「早く片付けよう。」

ギンセツパープル「よし、やってやろうじゃん。」

8人「うん!!!!!!!!」

―素能玉雪「ブライトビークル、出動ですの!」

街の中と空の上をビークルが駆け抜けてやってきた。

ギンセツイエロー「どこからでも掛かって来い。」

ブライトラフターに乗り込み、操縦席に腰かける。

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作者名:アドク | 作成日時:2020年12月31日 17時

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