story3【四月一日誠音】 ページ4
お世辞にも心地よいとは言えぬ風に吹かれ
ただ呆然と立ち尽くす兄妹がいた。
風はそんな二人をからかうかの様に
彼等の髪を遊ばせた。
ふと、金髪の青年…四月一日星夜が口を開け
「…さっきの光、それにあの言葉…一体何が起きたんだ、?」
と、言葉をこぼす。
その言葉に答える様に少女、四月一日誠音も口を開ける
「…わからない、けど…あの言葉が本当なら、皆を、世界を救えるかもしれない、」
「そうだな、ま、つっ立ってても何も起きねぇし、行くか」
「…何処に?」
「わからねぇ。…でも」
「でも…?」
星夜は誠音の頭をくしゃっ、と撫でる
「歩いてりゃ、仲間くらい見つかんだろ」
子供みたいに無邪気に笑う星夜に
「そうだね」
微笑み返す誠音
この時の彼等はまだ知らない。
“世界を救う”ことの重さを
“命”の重さを
“能力”の重さを…。
誠音が一人になり…そして
大切な仲間ができることも。
それでも“彼等”は進み続ける
明日を信じて。
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零(プロフ) - 更新終了致しました (2018年3月30日 7時) (レス) id: 481c4bde27 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 更新をさせて頂きます (2018年3月30日 6時) (レス) id: 481c4bde27 (このIDを非表示/違反報告)
赤城丸(プロフ) - プルポリーさん» いえ、多分大丈夫です。お疲れ様でした。 (2018年3月19日 14時) (レス) id: 06c4c5d35d (このIDを非表示/違反報告)
プルポリー(プロフ) - 本当にごめんなさい、、、もし、1ヶ月で占ツクを辞めることが出来ずに迷ってたら、もしかしたら、戻るかも知れませんがその時はよろしくお願いします、、一緒に合作した事は楽しませてもらいました!ありがとうございます (2018年3月19日 11時) (レス) id: c6282bb7de (このIDを非表示/違反報告)
プルポリー(プロフ) - 赤城丸さんその他参加者さん、参加したのですが、これから先新学期となり占ツクを辞めたいと思ってます、、、本当に自分勝手で許される行為じゃないのだと思っています本当にすみません、、勝手にキャラクターは動かすのを皆さんにお願いしたいです (2018年3月19日 11時) (レス) id: c6282bb7de (このIDを非表示/違反報告)
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