術式持ち吸血鬼は夏油傑に惚れられる【呪術廻戦】【夏油傑】

第18話婚姻の儀 ページ20

『ん…く…すぐる…』

終わったのか顔を上げるA

傑｢なんだいAさん♡｣

『……すまん』

傑｢謝ることないよ｣

『いやでも…』

傑｢嬉しかったからね｣

ニコニコと笑う傑

『……吸われるのが？』

キョトンとした顔で傑を見つめる

傑｢うん｣

頷く傑

『変わってるな』

呆れるA

傑｢ふふ…Aさん…｣

『んあ？』

傑｢これで結婚できますよね？｣

『結婚…あーー！！婚姻の儀が狙いか！！』

傑｢はい♡｣

婚姻の儀、吸血鬼の間で行われる番になる儀式のこと。互いの血を吸うことにより成立する…ちなみにだが婚姻の儀は男女関係なく出来るのだつまり

傑｢後は私が飲むだけ…Aさん…｣

成立したら最後番が死ぬまで傍から離れられないのだ

『何処でそれを…』

傑｢本に乗ってました｣

『ええ…』

傑｢さぁAさん番になりましょう｣

『お前なぁ…分かっててやってんのか』

そういうと押し倒した

傑｢え｣

『…それをするってことは人としての幸せも捨てるって事だ…いいのか』

傑｢幸せなんて人それぞれでしょう？｣

『それもそうだがなぁ…』

傑｢私はAさんの番になりたいんです｣

『…傑…』

｢あのー…すみません任務｣

補助監督が入り込んできた

『っ！！あ！！任務か！！』

傑｢ちっ！！｣

……
A

あっぶねぇ…婚姻の儀するところだった…


夏油傑

もう少しで成立したのに！


補助監督

も、申し訳ありません！！

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