プロローグ ページ2
〜？？side〜
ーーここは、どこ？わたしはだれ？
そう、ボーッとする頭で考える。でも、自分が誰で何者なのかを私は分からない。最後に覚えているのは、たくさんの声。
ずっと、私が眠っていた中で誰かが話していた。
「ーー嗚呼、
「大いなる破滅を齎せし、凶星が生まれ出たか⋯⋯」
「生かしてはおけぬ、殺さねば。我らが血脈の為に、この世の均衡を保つため」
「殺せ、殺せ、それが我らとこの子の為よ」
色々な人が言っていた、私は凶星。破滅を齎す、大いなる翼を持った
⋯⋯父様と母様も、私を見捨てたのだろうか。顔も名も知らぬ、父様と母様。
きっと、私をお捨てになったのだろう。だって、私が居ると不幸を振りまくと誰かが囁いていた。
ーーだから、凶星の芽が育ち切る前に殺さねばならぬと。
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←プロフィール
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 90人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ドン - 続きがものすごく気になる！ (2021年10月19日 9時) (
レス) @page2 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
発狂オタク - 好き (2021年10月15日 21時) (レス) @page2 id: bf3a83fab0 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 話しの続が気になる (2021年9月22日 6時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千本桜 | 作成日時：2021年9月20日 22時
