悪魔な女子の青春

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入間の前にでてきた2人をみて

ニヤリと笑みを零すサブロ


「入試首席！使い魔はゴルゴンスネークを召喚したと聞く！」

「あぁ」


「だが己は水馬(ケルビー)を召喚した！

足がある分お前より凄い!!」

「どんな理屈だそれはッ」


『それを言うなら私のフェンリルも足あるから凄いってことになるけど…？』


……しばらくの沈黙



「み、水を出せる！」

『あ、そっちにいくか』

「それだったらゴルゴンスネークも炎が出せる！」


……またも沈黙のすえ、



「…まぁ特待生の従僕になった時点で己のライバル候補からは脱落済みだが！」

『(完全に話そらしたな…)』


「いるかそんな称号！

それと

私たちは従僕ではない！」



『入間くんの、おトモダチ(･････)です！』

ババーン




「……ヌ？」



顔を赤くする入間



「オ…オト…？」


初めての単語に困惑するサブロに

得意げにアスモデウスが教える



「教えてやろう！

おトモダチとは

共に時をすごし 苦楽を分かち


そして




その方の為ならば命を賭す血の契約なのだッ!!」

『その通り！』


「凄い脚色されてるッ!!(Aもツッコンでよ！)」


頭の位置2人のはずが、かなり意味が変わってきてしまっていた



「(なんか凄そう…!!)」


「そして効いてるッ!!」



それを聞いてか何故か押し黙るサブロ


そしてそのまま止まるかと思いきや

双方また言い合いが始まり騒いでいれば




「喧しいぞ貴様等ッ！！！」


『あ、この怒鳴り声は…使い魔のカルエゴ先生！』


「使い魔言うな！！

まったく…

外まで丸聞こえだ

もっと粛にできんのか!!」



怒りを露わにしてやってきたカルエゴに早速絡むA

と、その周囲をグルグル回るクララ


鬱陶しそうだ



「カルエゴ先生！」


「エギー先生(カルエゴのあだ名)が担任なの！？」


「お陰様でなッ


会議の日に濡れ衣で掴まって…

不在の間に貴様らの担任(おもり)を押し付けられたのだ…」


「(せっ先生の顔が見れない…)」


『わー、カルエゴ先生こわーい』

「貴様も喧しいぞ…」


カルエゴの背後からなにやら黒いオーラがみえる








「外へ出ろアホ共！



授業を始める」

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