デビューの条件は10キロダイエット〜JK

ハイカットなコンバース ページ34

夕方からジョングクさんとパンケーキと思ったら
自分、電動モーターでもついたんじゃないかっていうくらいの勢いで、
ダンスレッスンとトレーニングと頑張れた！


いつも限界までやっていると思っていたけど
私の限界まだまだ先にあるんだね。


ソジュン先生には、
『今日のAちゃんは、神がかり的にキレてるよ〜なんかいいことあった？？』っていわれ
ゴリくんには、
『Aちゃんの限界はまだまだ先だったようね。私のぐぅ様とおデートする罰よ！まだまだ行くわよっ！！！！』
ってさらに鬼ゴリラの追い込みを食らった。


でもでも今日の私は無敵☆MUTEKIなのだ！！
すべてのミッションを全うして家に帰る。


ドロドロの汗まみれで帰るとサナが
『ゎわわ、、、、ちょっとはやくシャワー浴びてきてっ！』って。


シャワーを浴びてさっぱりすると待ちかねたようにサナの部屋に連れていかれた。

ドライヤーで髪を乾かして、アイロンで巻いてくれる。
くるくると無造作にまとめてくれてた。
か、可愛い。無造作って一番難しいよね。
私が自分でやるとやつれたおばさんになっちゃうのに、サナはほんと天才だな〜


次は丁寧にメイク。普段オイル塗って、化粧水、から日焼け止めと眉毛やって終了な私には、見たこともないアイテムが次から次へと。
お肌作りにかなり時間をかけて、アイメイクとチーク。技を盗もうとよく見ていたけど、うーーーん、ダメだ、もうわからない。

サナが用意してくれた洋服は
白のタイトなTシャツにダボっとしたオーバーオール。靴はコンバースのハイカット。それにアクセサリーや時計、ピアスを合わせて、シンプルなのに体のラインも少し覗かせつつ、絶妙な仕上がりになってる。

自分じゃ絶対選べない。。。

『できた！！！！』
天才スタイリストサナが
少し離れて腕組み。
私を上から下までじっくり見る。

『あーーーーーなんて可愛いの！？
私がデートしたい！！』

駆け寄ってハグしてくれる。

数ヶ月前はぽっちゃりして、自分に自信が全く持てなかった私。
周りの人にたくさん助けられて、守られて、愛されて、少しだけど自分を好きになれた気がする。

感謝が溢れてとまらない。。。

「さなぁ〜〜〜」泣きそうになると

『A！！！泣いちゃだめ！メイクが落ちちゃう！』って怒られた。

半分こ→←ファッションリーダーサナ

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