デビューの条件は10キロダイエット〜JK

７人の破壊力 ページ25

少し痩せてきて
今日からダンスレッスンがスタート。
ダンス初心者の私は、メンバーに合流するまでに
個人レッスンを受けることになっていた。
指定された練習室へ。


『おはようございます！』
一人で入っていくとそこには
BTSの７人が！！！！！

イケメン７人も揃うと破壊力ハンパないです。
殺傷能力すらありそうです。


すぐにテヒョン先輩が飛んできた。
『あ！Aちゃん！
ヒョン、この子がAちゃんだよ。
前に話したでしょ？
絶賛ダイエット中なんだよね？』

「て、テヒョン先輩？それ、めっさ恥ずかしいですよぉ〜やめてください〜」
テヒョン先輩の肩をぽこぽこグーでたたくまねをする。


『えーなんで？？めっちゃ頑張っててすごいもん！いいじゃーん？』
テヒョン先輩も私のほっぺを
両手で挟んでプニプニしてくる！
『あ〜でもこのほっぺがどんどんなくなっちゃうのは寂しいなぁ〜』


まだ会って確か3回目ですが、、、？？
超絶イケメンの
スキンシップは心臓に悪い。


あ！そんなことよりご挨拶。
と皆さんの方を見たら、なんですか？？
皆さん、菩薩みたいな優しい穏やかな微笑で
私たちを見ておられました。
ジョングク様だけなぜか、とっても不機嫌なお顔。。。なんか悲しいな。しゅん


「はじめまして。
今度ビックヒットからデビューするガールズグループgleeメンバーのAといいます。
よろしくお願いします。』

『やぁ〜テヒョンやジョングクから聞いですよぉ〜』
ホビ先輩ですね！笑顔が眩しすぎる。
そして皆様、ニコニコ。

あ〜なんだろう。
マイナスイオンで充満したこの部屋。


奥の方から
『僕がレッスンします。ビックヒットのダンス振付と演出してますイ ソジュンといいます。
ちょうどいまBTSの練習が終わったところですから、さて今日から特訓しましょうね！』

わぁ、振付師の先生までイケメンなんですか。
イケメンの大洪水だ！！！

じゃあ、Aちゃんファイティン！
とワイワイ騒がしくBTS御一行様が部屋を出て行く。

ジョングクさんはまだ不機嫌な顔で何も言わず
上から私の頭をポンとして出て行った。

へ！！！？
ドッキューン！
なんなんすか今の。


最後にテヒョン先輩が
ドアからヒョイって顔だけ出して
『Aちゃん、今度ライン交換しようよね？』

「はい！もちろんです。お願いします！！」

『そんでさ、そんでさ、わっ』

なにか言いかけてドアの向こうから
誰かにひっぱられて連れていかれてしまった。

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