熱血と非日常 ページ24
「俺はキム・ジュンミョン。
EXOのリーダーやってるよ。」
一見、品行方正に見える。物腰は柔らかだし、丁寧。
でも、僕の事を皆のように歓迎までしてはいないのが伝わってくる。
多分、嫌ってるまではいかないけど、いい感情は抱いてないかな…。
「ジュンミョンヒョンですね。
僕、チョン・ヘヨルって言います、よろしくお願いします。」
「これからはヘヨルもEXOの仲間！家族だ！」
「はあ…」
なんか見た目に似合わず熱い人だな。
かなり暑苦しい…
「これからは何でも言わなきゃだめだよ。」
「ジュンミョンヒョンに？具体的に何を言うべきでしょうか？」
「よく聞いてくれた！
週一回、このリビングに皆で集まって家族会議を開いている。
相談、質問、暴露、何でも受け付けているから！
もちろん、緊急家族会議もあるから遠慮なく言ってね。」
「はい、緊急家族会議を要請します。」
「さっそく？！何か不満でもあった？」
「ジュンミョンヒョンが暑苦しくてたまりません。
どうにかできないでしょうか？」
「出来ない、議題却下ね。」
即答かい。
「さらに！俺たちは家族に心配と迷惑をかけないような約束を考えたんだ。
まず、決まりの一項目めは…」
「ジュンミョンヒョンうるさいよ。
一応パーティーなんだから、後にして。」
「あ、はい…。」
…ギョンス、強い…。
僕個人としては「約束」なるものを把握しておきたかったんだけど…
それに嫌ってそうに感じる割には、かなりフレンドリーだし熱血だし。変な人だなぁ。
最悪、ジュンミョンヒョンを敵に回す事があったとしても、ギョンスだけは絶対に回さないようにしよう。地味にこのグループのオンマポジションだ。
「…まっまあ、ヘヨルもこれからEXO！
今日は飲もう！騒ごう！楽しもう！愛し合おう！」
「これでも皆で開けようぜ！！！」
台所に消えたかと思ったら、チャニョルヒョンがワインの瓶を二つ持ってきた。
「そこは皆で、愛し合おう！でしょ！俺、リーダー！」
ワインとジュンミョンヒョンに笑い声が上がって、僕もつられて笑いながら後戻りできない事を実感した。
人生設計を立てるって言うけど、その建物があるなら、この歓迎パーティーが飲み会になった時に崩れる音が聞こえたような気がした。
「あ、酔う前に言っとくけど、今日の皿洗い当番はヘヨルだからね。」
え。
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燎(プロフ) - イ・スマンは社長じゃないですよー。社長はキム・ヨンミン氏です。イスマンは社長の座をキムヨンミン氏に譲渡した筈です。 (2014年10月20日 23時) (
レス) id: d8df289d8f (このIDを非表示/違反報告)
どひ - CYとかDOとか付けてくださるとわかりやすいです。 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 52f29ff0f4 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - unachanさん» うわあ（；゜０゜） わざわざありがとうございます＼(^o^)／ 読ませてもらいます！( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年3月3日 22時) (レス) id: 1d405d9ed9 (このIDを非表示/違反報告)
unachan(プロフ) - 地味と美女と獣達でした。笑 (2014年3月1日 21時) (レス) id: 888f6e8893 (このIDを非表示/違反報告)
unachan(プロフ) - ありがとうございます！ビンタしたくなっちゃう小説は、地味と美女と野獣だったと思います！野獣があってるかわかりませんが確かあってます。笑 (2014年3月1日 16時) (レス) id: 5ccc72c1ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁
| 作成日時：2014年2月24日 10時
