38. 要求 ページ40
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車には別に運転手が待機していた。
僕らを含めた5人でも広々とした車内。
「…こんなモブヒーローの案内役受けるくれェ
なら皇女の護衛でもしとけや」
かっちゃんはなんの遠慮もなく彼…
ライズさんに突っ掛かる。
そもそも日本語で…かっちゃんの名前も
覚えてて…
酒場ではあまりよく見えなかったけど
言われればあの時女の人を迎えに来た男の人と
背格好が似ている。
つまり…やはりかっちゃんの見間違えでは無い
あの女の人は、皇女ステラだったのだ。
「…この国の兵力を侮るな。
俺でなくても彼女の無事程度は確保できる」
「ハッ!随分と皇女の前とは態度が違うなァ
良いぜ、なら手短に聞いてやる。
……俺らへの要求は何だ」
「かっちゃん…要求って急にそんな」
わざわざ僕らに?
強国ベルガラールの軍曹が?
まずそんな事はあり得_「…勘は悪くない」
彼がそう呟くと、シートベルトの金具が勝手に
かっちゃんの顔の前にビッと向いた
「だがまだ言う必要も無い。
俺はただ貴様らの顔を認識したかっただけだ
爆豪に轟、そして緑谷」
鏡越しのその鋭い眼差しに、思わず息をのむ
「何で俺らの名前まで…」
「後日分かる。全て、だ」
そう言ったきり、何も話さなかった。
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Mona(プロフ) - アヤさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます( ; ; )これからものろのろ更新ですが気長に待って頂けると嬉しいです!これからもよろしくお願いします(^^) (2019年12月8日 0時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 早く!続きが読みたくて、うずうずしています。かっちゃんとステラの葛藤が待ち遠しいです。いつまでも次の話待ってます(*´ ˘ `*) (2019年12月7日 10時) (レス) id: ffe771d046 (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - あすまさん» ありがとうございます!これからも亀更新ですが頑張りますね( ; ; )よろしければ他の作品も覗いてやってください(^^) (2019年11月27日 22時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
あすま(プロフ) - 最後までいっきに読んでしまいました!とっても面白いです!更新楽しみにしています!応援しています頑張ってください! (2019年11月25日 1時) (レス) id: 0aabcfb8f7 (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - siroさん» ありがとうございます!これから面白くしていくつもりですので最後まで見届けて頂ければ嬉しいです(^^) (2019年10月18日 22時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mona | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=academia1st
作成日時:2019年9月27日 20時