P.81 ページ31
.
母「無理しなくて良いよって大毅くんに言えないから
予定入れたって事にしたんだよね〜？」
『そうなの？』
父「別に、本当に予定あったし」
美羽「なーんだ、理解しようとしてんじゃんパパも」
父「うるさいな〜」
どうやら大毅くんの言ってた通り
大毅くんに気を遣ってお父さんなりに考えた嘘だったらしい。
『ありがとう、お父さん』
父「恥ずかしいからやめなさい」
〜♪〜♪〜♪
『あっ、大毅くんからだ』
母「出ておいで」
『うん、』
一旦お店を出て、入り口で電話に出る。
『もしもし、大毅くん？』
《重岡「もしもし〜？ごめんなぁ、連絡返されへんくて」》
『んーん、平気』
《重岡「どう？予約した店、みんな気に入ってくれたぁ？」》
『うん、すっごい喜んでた。
お酒も飲んで気分良さそうだよ』
《重岡「そっか、よかった」》
『まだ仕事終わらなそう？
大毅くんはやっぱり来れないのかなぁって言っててさ』
《重岡「へへっ……右向いてみ？」》
『へっ？右？』
言われた通り右を向いてみると
遠くから控えめに手を振る人が見えた。
『大毅くん！？』
《重岡「遅なったけど、間に合うたみたいやな」》
やっぱり、大毅くんだ。
『来れるなら連絡してくれればよかったのに』
《重岡「サプラーイズ」》
『もう…。
はぁー、今すぐギュってしに行きたい』
《重岡「周りに人おるからそれは我慢してくれ。笑」》
『分かってます』
《重岡「先店入っとって」》
『うん、分かった』
《重岡「ん、ほな切るで？」》
『はーい』
電話を切って先に店内に戻った。
母「大毅くんなんて？」
『あー、うん…。
ちょっとまだ分からないって』
母「そっかぁ、残念」
別に黙ってる必要ないんだけど
せっかくだし、家族にもプチサプライズ。
美羽「なーにー？ニヤニヤして」
『別に〜？』
美羽「声聞いただけでキュンキュンしちゃってんの？」
『だったら何ですか〜？』
美羽「羨ましいねぇ、幸せそうで。
ねぇ、�陲舛磴鵑箸睿⇒蹐靴燭蠅垢襪鵑世茲諭�
電話してみてよ電話電話！」
『嫌だよ用もないのに』
美羽「お姉ちゃんが電話したいって言うから〜って！」
『お断りします！』
美羽「ケーチー」
→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 384人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
WEST LOVE(プロフ) - ちょびすこさん» ありがとうございます！ (2021年3月20日 23時) (
レス) id: f5f1e11ecc (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - 菜々さん» コメントありがとうございます！続編のパスワード解除致しました！少しずつページ数公開できればと思いますので、引き続き読んでいただけると嬉しいです！ (2021年3月17日 3時) (レス) id: 08effbf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - 重岡愛華さん» コメントありがとうございます！続編の方パスワード解除致しました！少しずつページ数更新できればと思いますので、引き続き重岡くんとの物語楽しんでいただければ幸いです！ (2021年3月17日 3時) (レス) id: 08effbf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - 20001214hanaさん» コメントありがとうございました！続編の方パスワード解除致しました！少しずつですがページ数更新できればと考えていますので、引き続き読んでいただけると幸いです！ (2021年3月17日 3時) (レス) id: 08effbf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - まりあさん» コメントありがとうございます！続編の方パスワード解除致しました！少しずつですがページ数更新できればと思いますので、引き続き読んでいただけると嬉しいです！ (2021年3月17日 3時) (レス) id: 08effbf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょびすこ | 作成日時：2020年11月4日 19時
