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朔弥side
朝のがショックで未だに立ち直れない佐久間です。
いや、知ってるよ?一個下の阿部ちゃんがモテること。
知ってたけど、、、。
阿部ちゃん、頭もいいし、かっこいいし。
乱暴じゃないし、優しいし。
女の子からモテる要素しかない。
でも私、頭悪いし、うるさいし。
普通に人1人投げ飛ばせるくらいの技持ってるし、
可愛くないし。
男子からモテる要素全くない。
だから、すごく怖い。
今、仲良くしてるけど、阿部ちゃんに彼女ができたら、私のことなんて見てくれなくなっちゃう。
それは、あまりにも酷だ。
、、、康じゃないのに、久しぶりにメソメソしてる。
(いじってるやろ!!朔弥先輩!!by康)
元気がないピーマソ。
白「佐久間先輩?」
桃「あ、。ラッウール!どうしたであります?」
白「、、。悩み、聞きます」
桃「、!ありがとう」
さっきまでめめと遊んでたラウール。
もしかして、空元気だったことに気づいてた?
みたいだね。じゃなきゃ、悩み聞くとか言わないし。
_____
白「で、どうかしたんですか?」
桃「うん。あのね、」
桃「阿部ちゃんのこと、諦めた方がいいのかなって思ったんだ」
本心。
諦めて仕舞えば楽。
なんて、最年少の前で言うと、、。
白「本当にそう思ってます?」
やばい、ラウールが怖い。
桃「ううう、嘘です」
白「なら良かった。冗談でもそんなこと言ってはダメですよ。阿部先輩が可哀想です」
桃「へ、?なんで阿部ちゃんが出てくるの?」
あ、やべ。みたいな顔しないでくれる??
めっっちゃ気になるんだけど!!
白「こんなに誰かから想われるってすごく幸せなことだと思うんです。なんで、簡単に諦めたりしちゃダメです。
それに、」
なんだろ、それにに続く言葉。
白「佐久間先輩は、他の誰よりも、阿部先輩と近い位置にいますよ?それも、誰も近づかないくらい」
桃「ええ?嘘、」
白「ここで嘘ついてどうする」
桃「、、、」
たまに出るよね、タメ口ラウール。
白「阿部先輩って、何処か一線を引いてるじゃないですか、生徒会メンバー以外に」
桃「うん。それは感じる」
白「でしょ?それに、生徒会メンバーにもちょっとだけ線を引いてるんです。気づいてました?」
いいえ、全く。
白「知らなかったみたいですね笑。、、でも、知らないってことは、
佐久間先輩には、心を許してるってことです」
モヤモヤしてたのが、、消えた。
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氷のホルン(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます! (2022年11月4日 0時) (レス) id: a9a0d9aac9 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - ドキドキしながら読ませていただきいています!本当に素晴らしい小説です!次回も楽しみです! (2022年11月3日 15時) (レス) @page13 id: e9b9ffc143 (このIDを非表示/違反報告)
氷のホルン(プロフ) - オレンジさん» コメントありがとうございます! (2022年10月24日 21時) (レス) id: a9a0d9aac9 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - きゅんきゅんしながら読ませて頂いてます。これからも更新頑張ってください! (2022年10月24日 21時) (レス) @page11 id: 461445c92c (このIDを非表示/違反報告)
氷のホルン(プロフ) - 塩麹さん» どうでしょう、、、ふふふ お楽しみに! (2022年10月10日 7時) (レス) id: a9a0d9aac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷のホルン | 作成日時:2022年9月15日 0時