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3 0 / 恐 怖 の 後 遺 症 ページ8





ひな様リクエスト







目を開けると、目の前には智の寝顔があった。

まだ外は暗いのに起きてもうた理由…。



それは、胃の不快感だった。

最初はムカムカしてるだけ。

でもそれはだんだんと吐き気に繋がって。



慌ててベッドから抜け出て、トイレに向かう。



亮「……んっ……」



でも…………

トイレまであと少しのところで、熱いものがせりあがってきた。

そうなるともう、どうすることも出来なくて冷たい廊下に座り込んでしまった。



どうしよう……

こんなところで吐けないし……



そう思ってた時、背中に温もりを感じて。

智だと理解するのにそんなに時間はかからなかった。



智「亮ちゃん、袋持ってきたからね。全部出していいよ。」



そう言ってくれるけど、やっぱり抵抗はあって。



吐きたいのに吐けない……

そんな俺の気持ちを智は察してくれたのか、さっきより強くさすられて我慢できなくて。



亮「…おえっ………ぇ”………」



智「サスサス)我慢しなくていいからね。」



亮「…んぇ……おぇ……ごめっ……」



智「もう大丈夫?まだ気持ち悪い?」



亮「ん……トイ、レ…」



智「片付けたらすぐ行くから、1人で大丈夫?」



亮「…ん、」



汚いのに申し訳ない気持ちもあるし、恥ずかしい気持ちもあって着いてきて欲しいなんて言えないから、1人でトイレに向かって。

出てこないのに、気持ち悪くて空嘔吐を繰り返す状態に。



智「亮ちゃん、入るよ?」



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作者名:しょーゆぽんず | 作成日時:2020年5月31日 19時

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