4 6 / 深 夜 1 1 時 の ラ ー メンデ ー ト ページ31
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智「美味しいラーメン食べたい。」
この言葉から始まった深夜11時のラーメンデート。
車よりも歩きたいってことで歩いてラーメン屋さん探し。
夜だしサングラスもマスクも何も変装せずに外に出た。
11月の夜は寒くて、智のジップパーカー借りて着て。
智はペラッペラのロンT着てて、寒ないの?っていう疑問が俺の頭の中に浮かんでるw
智「ここは?」
亮「えー、豚骨より醤油がいい」
智「醤油?いいけどあるかな?」
亮「あるある。早く早く。」
智「はいはいw」
家から30分弱ぐらいの所に俺の求めてた醤油系のラーメン屋さんがあって。
あんまし綺麗ではないような所やないんやけど、味は美味しそうで。
カウンター席に2人並んで座って、俺は普通の醤油ラーメン智はチャーシュー麺頼んで。
智「明日俺Mステなんだけど。胃もたれしないかな?」
亮「薬飲んでけば?w俺明日offやから。」
智「いいなぁー、何してるの?」
亮「んー、ドラマ見て掃除機かける」
お客さんも俺らとサラリーマンの方が2人ぐらいしかおらんから普通にオープンになんでも話せる。
お目当てのラーメンが来たら智は写真撮って(智の携帯の写真フォルダはラーメンしか入ってない)食べ始めて。
智「どう?美味しい?」
亮「うんっ!美味いっ!」
智「本当?亮ちゃんのも少しちょうだい」
亮「ん、ええよ。智のもちょうだい」
2人で交換して食べたりして、深夜のラーメンデートは堪能。
付き合ってた時は、こんなにオープンに外に出れなかったし新鮮な気持ちで。
今度はレイトショーやな。
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作者名:しょーゆぽんず | 作成日時:2020年5月31日 19時