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亮「お願いします……。」



安「亮、無理せんくてええからな?」



亮「うん、ありがと。」



今日は久しぶりに仕事をするために外に出た。



まだ怖くて、智にも着いてきてもらった。

スタッフさんも、信頼出来る人だけにしてくれて。

ホンマに迷惑かけてて、申し訳ない。



クロニクルの撮影なんやけど、今日はゲストさん無しのメンバー全員でおるおるやって。



何とか、乗り越えられたらええけど……。







亮「ごめっ………んっ…はぁはぁ…」



智「大丈夫だよ。(サスサス」



大「楽屋行く?」



智「もう少し落ち着いてからにしようかな。亮ちゃん、俺に合わせてね?ふぅー、」



不安の中始まった収録。



念の為に俺も着いてきたんだけど、やっぱりカメラが回ると怖くなったのか過呼吸になっちゃって。

亮ちゃんも、怖い思いと申し訳ない思いで泣いてて。

誰も迷惑なんて思わないのに、亮ちゃんは気にしちゃうんだよね。



亮「んっ……はぁはぁ……ともっ……グスッ……はぁっ」



智「大丈夫、大丈夫。そばにいるよ。(サスサス」



大きい目からは大粒の涙がこぼれるから、ギュッて抱きしめて。

少し、早かったかな………。



スタッフさんもいくら信頼出来るっていっても、今の亮ちゃんにとってはほとんどの人は信頼出来なく見えてるからさ。



智「少し落ち着いた?楽屋戻る?」



亮「……ん……(コク」



智「うん。じゃあ、1回戻ろうね。頑張ったね、偉いよ。」



少し落ち着いたから、楽屋に戻って。



でも、30分も収録頑張れたから一応目的は達成かな?



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作者名:しょーゆぽんず | 作成日時:2020年5月31日 19時

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