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無意識に体がこわばる。
ガチャ
扉が開くと立っていたのは
いつか私を突き飛ばして暴言を言ってたホステスさんたちで、
ルル「ごめんねぇ。」
そう言ってルルさんたちは私のドレスを引きちぎろうと手を伸ばしてくる。
美羽「や、やめっっ__」
3人相手に力勝負で勝てるはずもなく、あっけなくドレスはボロボロになってしまった。
せっかく選んでくれたのに。
ルル「あら、かわいそうに。これじゃあお店に出れないわね。」
不快に笑いながら部屋を去っていく3人。
部屋に一人で取り残された私はそこから動けなかった
こんなに顕著にいじめられることは前のお店ではなかった。
悔しいことにさっきいた3人の1週間の売り上げはトップ3だった。
まだデビューもしていない私が刃向えるはずがなかった。
いろいろ考えを巡らせていると自分が惨めに思えて。
私は所詮この程度なんだと
だんだんと視界が歪んでいく。
そんな時遠くからガヤガヤと騒音が聞こえ始める。
営業が始まったんだ。
働かない頭でそんなことを考えた。
また遠くから足跡が聞こえていたなんて気づきもしなかった。
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RiNNA(プロフ) - 黄色好きさん» コメントありがとうございます。更新速度遅いのですが頑張って最後まで書きますのでどうか最後までよろしくお願いします! (2019年5月30日 11時) (レス) id: aff60f75ac (このIDを非表示/違反報告)
黄色好き - いい話です。最初に居たお店のせいで、痛い目に遭いながらも接客とかするのって、嫌ですよね。私も同じ事になったら絶えられないです。でもある3人の優しい男達に出会って、助けてもらって、世話になり、守って貰うって素敵です。続き待ってます。 (2019年5月30日 0時) (レス) id: f0b607ac31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RiNNA | 作成日時:2019年5月8日 9時