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美羽「ーーっ!」
はっと目がさめると汗をかいていた。
どうやら寝ていたみたい。
嫌な夢だったなー。
私、もう汚れちゃってるんだなー。
誰も私を必要としてくれてないんだなー。
そう考えを巡らせていると、視界が歪み始めた。
涙をこらえていると
裕太「起きたか。」
タイミングが悪い。
急いで涙を拭って、
美羽「寝てしまってすみません。」
顔を上げると玉森さんがすぐそばにいて、玉森さんの両手で顔を包まれた。
裕太「目が赤い。」
思わず顔を背けると玉森さんによって戻される。
玉森さんがあまりにも切ない顔をしているから
美羽「ごめんなさい。」
謝ってしまった。
裕太「なんで謝る。」
玉森さんはそのまま私を引き寄せて
裕太「なんで一人で泣くんだよ。」
裕太「せめて俺がいるときに泣いてくれよ。」
玉森さんの声がせつなくて、優しくて、甘くて、
どうしたらいいかわからなくてそのままでいると
宏光「美羽ちゃーん。、何かあった?」
北山さんが入ってきた瞬間に玉森さんは離れて行った。
逃げて行ったぬくもりを自覚した瞬間に、玉森さんは汚れた私を抱きしめるのは嫌だったのかも、と思った。
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RiNNA(プロフ) - 黄色好きさん» コメントありがとうございます。更新速度遅いのですが頑張って最後まで書きますのでどうか最後までよろしくお願いします! (2019年5月30日 11時) (レス) id: aff60f75ac (このIDを非表示/違反報告)
黄色好き - いい話です。最初に居たお店のせいで、痛い目に遭いながらも接客とかするのって、嫌ですよね。私も同じ事になったら絶えられないです。でもある3人の優しい男達に出会って、助けてもらって、世話になり、守って貰うって素敵です。続き待ってます。 (2019年5月30日 0時) (レス) id: f0b607ac31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RiNNA | 作成日時:2019年5月8日 9時