麦わらには妹がいました。 (ページ11)

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10話ページ11

「ねぇ、おじさんお腹減った」

ダダン「男じゃねーよ！！ったく、アンタら明日から働いて貰うからな、掃除、洗濯、靴磨き、武器磨き、窃盗、略奪、詐欺、人殺し...いいな？ここでやったことは絶対ガープの奴にチクるんじゃねぇ！1日１回茶碗1杯の米、コップ1杯の水！これだけは保証してやる、後は自分で調達するんだ、勝手に育ちな」

ルフィ/モモ「わかった」

ダダン「わかったんかい！！泣いたりする所だろ
そこは！」

ルフィ「昔、じいちゃんにモモと一緒にジャングルに投げ込まれた事もあるし、カエルもミミズもヘビもキノコもここが森なら腹いっぱい食える！それに俺達はいつか海賊になるんだ！それくらい出来なきゃな！なっ！モモ！」

「うん！」

エース「･･･」

ルフィ「ん？」

エースが無言でルフィとモモの方へ向かって来る

ルフィ「あ！やっと謝る気になったか！」

マグラ「んー？どうしたんだぁエース」

エース「･･･」

モモの目の前で立ち止まる

「このお米、まじぃ、、」

エース「･･･」

「ん？･･･うぎぁ！」ガシ！

エースはモモを肩に担ぎ、そのまま外へ出ていく

ルフィ「ん？！モモ連れてどこ行くんだ？！おーい！」

外

「ど、どこに行くの？ねぇ、」

エース「･･･」

「あ！名前はね！モンキー・D・モモ！エースっていうんでしょ！ねぇエース！このままだとキツいからおんぶして！」

エース「？！」

「おんぶだよ？おーんーぶ！」

エース「っ、、」

エースは少しモモの切り替えが早すぎるのに静かに驚き、何とも言えない顔でモモをおんぶする

「へへっ！あ！そういえば...「おーい！待ってくれよ〜！」

「ルフィだぁ〜！お〜い！」

ルフィ「おーい！」

エース「きっ、」

ルフィ「俺、ルフィっていうんだ！唾付けられたこと、俺はもう怒ってないぞ〜！怒る程のことじゃない！友達になろう！」

「！！...ふふっ、シャンクスの言葉だぁ」

エース「･･･」

ルフィ「モモ連れてどっか行くのかぁー？」

ガン！ガン！

エースが大きな木を蹴る

その木はルフィへと転がって行く

ルフィ「え''え''ぇぇーー！！ギィャャャ！！」

「ルフィ！！あ！！」グイッ

エース「行くぞ、乗れ。」

「でも、ルフィ...「乗れ！」うぎぇ！」

ルフィの所へ行こうとしているモモを無理矢理自分の背中に乗せるエース