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in side .
「っ大貴、手、痛いよっ…」
「…うるさいな」
「わっ…!?」
突然、強引に腕を引っ張られて、駅とは反対方向へと連れて行かれる。細い路地に入ると、壁に乱暴に体を押し付けられた。
「っ…だい、ンンッ…!?」
前触れもなく、塞がれる唇。
いきなり舌も入ってきて、思わず身体が反応してしまう。
…こんなに熱いキス、いつぶりだろう…
お酒の匂いも相まって頭がクラクラと回らない中、大貴の指が俺のシャツの上から胸元に触れた。
「っ…!?ふっ、んん〜…!」
遂には乳 首を指先で刺激され、服の上から擦れる感覚が気持ち良くていやでも感じてしまう。流石にまずいと思い、必死に大貴の胸元を押し返した。
「っぷはっ…!だぃきっ、だめだよっ…こんなとこでっ、」
「…とか言って、ココ、もう硬くなってる」
「やっ…!?」
大貴の手が俺のズボン越しのモノに触れて、抵抗しようと身体を捩らせるも更に強く扱かれて熱が中心に集まる。
「ふ、ぅっ…や、ぱんつ汚れちゃ、」
「嫌なら大声出せよ」
「っばかぁっ、そんなこと、できるわけなっ、ぁっあっ…!ゃめっ…」
キスも、セッ クスだってご無沙汰でただでさえ溜まってたのに、服の上から…しかも外でこんな……こんなのって……
「だめぇぇっ…んっ、ぅぅっ…ん〜〜〜っ…!」
こんな状況でさえ、大貴から触れられるだけで怖いくらい興奮してしまう自分が恥ずかしくて仕方がない。
結局そのまま達してしまって、腰が抜けてその場にペタン、と座り込んでしまった。
…パンツの中、ぐちゃぐちゃで気持ち悪い…
ズボンにまで染みちゃってるし…うう、さいあく
大貴もしゃがみこんだからチラッと顔を見ると、今までで1番かもしれない程、不機嫌そうに歪んだ顔。
「ふぇっ…なんで…?なんでそんな機嫌悪いのっ…?」
「…イライラする」
____え?
「あの係長、お前狙いだって分かんねえの?
…ムカつくんだよ。お前のその隙ありまくりな態度。この前だって、知らない奴にこんな風に襲われそうになってたじゃん。…俺が助けなかったら、今よりもっと酷いことされてたかもな。
自分が無防備だって自覚あんの?」
「なっ…!」
いきなり自分勝手にスラスラと話を進める大貴に、僅かに怒りの感情が湧いてきた。
それはこっちの台詞だよ…!
大貴こそ女子に囲まれちゃってさ、デレデレしちゃってばかみたい!
今まで我慢してた感情が爆発しそうになって言い返そうと口を開くと、それを阻止するかのように、大貴の熱い身体に思いっきり包み込まれた。
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にゃるる - 返信ありがとうございます泣泣 新垢待ってますっ!!!またむにこめさんのお話が読める日を楽しみにしております(≧∀≦) (1月13日 23時) (レス) id: 9df1e97525 (このIDを非表示/違反報告)
むにこめ(プロフ) - にゃるるさん» お話気に入っていただいて嬉しいです、ありがとうございます…!アカウント突然消してしまい申し訳ありません。移行先はまだ作っていないので、出来次第お知らせさせていただきますね。ar王子とinも少し加筆修正して載せる予定ですので、もう暫くお待ちくださいm(_ _)m (1月9日 17時) (レス) id: 467faef54a (このIDを非表示/違反報告)
にゃるる - むにこめさんのarin作品大好きです泣 話は変わって申し訳ないのですがTwitterのアカウントが消えてしまったみたいなのですが、移行先のアカウントを教えていただくことは可能ですか?泣 Twitterの方で読んでいた王子arとinのお話もまた読みたくて... (1月3日 2時) (レス) id: 9985c4f555 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むにこめ | 作成日時:2023年3月19日 15時