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ar side .
「い゛っ…」
伊野ちゃんのナカを充分に解していざ挿入し始めた瞬間、下から聞こえる鈍い声。
「ごめっ、!…痛い、よね…?一旦抜いて…」
「やっ…!だめっ、」
両手両足を俺の背中に絡ませ、グッと引き寄せてくる伊野ちゃん。そのせいで更にナカに沈んでゆく身体。
「っっ!!?ちょっ、いのちゃ、」
「ん゛っ……痛い、くらいが…いいのっ…」
「…え…?」
必死にしがみついてくるその表情は、涙を浮かべつつもとても穏やかだった。
「…この痛みでっ……まだ、大ちゃんと一緒に、この世界を生きてるんだって…実感できる、からっ…」
「っ…伊野ちゃん…」
…同じ気持ちで、いてくれたんだね…
絶対に苦しいはずなのに、精一杯の笑みを見せてくれるその姿が愛おしくて、胸がいっぱいになる。
「…ありがとう。でも……やっぱ優しくさせて。
俺、伊野ちゃん傷つけるのだけは絶対嫌だから」
「…大ちゃん…」
「大丈夫、まだたーっぷりイチャイチャできるよ。
ハジメテの伊野ちゃん、もっと可愛がらせてよ」
「っ…もうっ…!恥ずかしぃ、」
「ふふっ…じゃあ、ゆっくり動くね」
「…ん、…ぁっ、んぅっ…」
…伊野ちゃんが、勇気を出して頑張ってくれたんだ。
俺は、俺にできる限りの精一杯、その気持ちに応えたい。
最後の最後まで、大事にするよ ____
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にゃるる - 返信ありがとうございます泣泣 新垢待ってますっ!!!またむにこめさんのお話が読める日を楽しみにしております(≧∀≦) (1月13日 23時) (レス) id: 9df1e97525 (このIDを非表示/違反報告)
むにこめ(プロフ) - にゃるるさん» お話気に入っていただいて嬉しいです、ありがとうございます…!アカウント突然消してしまい申し訳ありません。移行先はまだ作っていないので、出来次第お知らせさせていただきますね。ar王子とinも少し加筆修正して載せる予定ですので、もう暫くお待ちくださいm(_ _)m (1月9日 17時) (レス) id: 467faef54a (このIDを非表示/違反報告)
にゃるる - むにこめさんのarin作品大好きです泣 話は変わって申し訳ないのですがTwitterのアカウントが消えてしまったみたいなのですが、移行先のアカウントを教えていただくことは可能ですか?泣 Twitterの方で読んでいた王子arとinのお話もまた読みたくて... (1月3日 2時) (レス) id: 9985c4f555 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むにこめ | 作成日時:2023年3月19日 15時