隠の桐島さん【鬼滅の刃】

そこらの鬼より柱の方がぶっちぎりで怖い ページ8

「くだらない妄言を吐き散らすな
そもそも身内なら庇って当たり前...俺は信用しない」



「あぁ...鬼に取り憑かれているのだ
早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう」



柱ってほんと怖いよなぁ...
まだ鬼の姿すら見てないのに殺せ殺せーって


やっぱ来るもんじゃないよ柱合会議なんて...




「俺は禰豆子を治すために剣士になったんです！
禰豆子が鬼になったのは二年以上前の事で
その間禰豆子は人を喰ったりしてない！！」



「話が地味にぐるぐる回ってるぞアホが
人を喰ってないことこれからも喰わない事
口先だけでなくド派手に証明してみせろ」



わかるわかる

熱心に伝えようとすればするほど

話が纏まらなくなっちゃうやつ
先ずは落ち着いて伝えたい事柄を簡潔に纏めないとね〜



しかし、ここで絶体絶命と思われた少年に
思わぬ好機が訪れた




「あの...勝手に処分しちゃっていいんでしょうか？」




お、誰かいい事言った！いけいけ頑張れ少年！！

柱に一泡吹かせてみなさい！




「おい、何イキイキしてんだ」




『ちょっと後藤さん黙ってて今いいとこなの』




チャチャを入れてきた後藤さんを鎮圧して
柱と少年の会話にそっと耳を傾ける


いいぞぉ...もっとやれ！！




「あの、お館様様がこの事を把握してないとは
思えないです...いらっしゃるまで待っていた方が」




『よーしよし、いいぞいいぞぉ！』




「馬鹿野郎！もっと音量下げろ向こうに聞こえるだろ！」



恋柱様のごもっともな意見で
みな口を閉ざしたその時...

突如スッと背筋が凍るような悲劇が起こった




「オイオイ何だか面白いことになってるなァ」




『...こ、困ります！不死川様！！
どうか箱をッ！..手放してください！』



隣で後藤さんが顔を青白くさせている
気絶寸前だなHAHAHA私もだけど！！


置いてあった木箱を持ち上げ凶器的な笑みで笑う
これぞ正に顔面凶器ってなぁ！！


困りますお客様！その箱に安安と触れられては！！
そちらは商品では御座いません非売品で御座います！！←


折角のいい雰囲気ぶち壊しにしやがってふざけんな(本音)


おとといきやがれ顔面凶器！！

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