隠の桐島さん【鬼滅の刃】

頭固いうえに頑固すぎる ページ16

「鬼殺隊の柱達は当然抜きん出た才能がある
血を吐くような鍛錬で死闘を掻い潜り十二鬼月をも倒している」




人間ここまで身体動かせんのかって思うくらい
身体能力エグいもんね柱って

笑いのツボは浅いみたいだけど




「だからこそ柱は尊敬され優遇されるんだよ
炭治郎も口の利き方には気をつけるように」




「は、はい...」




「それから...実弥、小芭内
あまり下の子に意地悪をしないこと」




お館様がそう注意すると
お二方はすんなりと自分の非を認めた




「炭治郎の話はこれで終わり下がっていいよ
そろそろ柱合会議を始めようか」




「でしたら、竈門くんは私の屋敷でお預かりしましょう」




『ハっ！！』




にこーっと可愛らしい笑みを浮かべながら
そう提案した胡蝶様

パンパンっと手の叩く音と共に
なるべく音を立てず！かつ迅速に少年と鬼の少女を回収すべく
履物を脱ぎ室内に入る




「ム...？」




『貴方は私が背負うから大人しくしてね』




手短にそう伝えると
自ら箱の中に入り大人しくなった

そうして貰えると仕事上物凄く助かる




『前失礼しまァす！！』




脱兎の如く走り去った先輩達の背中を追うように
私はそそくさとその場を離れた


が、なーぜか先輩に背負われた筈の少年とすれ違う






あぁ...神様どうか嘘と言ってくれ

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