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両者の覚悟 ページ13

「わかりませんお館様...
人間ならば生かしてもいいが鬼は駄目ですッ承知できない!」



不死川様は自分の腕を切り裂いた
遂に実力行使に出たのだ

箱に血を垂らし
苦しそうに唸る鬼の反応を聞きニヤリと怪しげに笑う




「ウゥッ...ウゥ〜ッ」




「無理することはねェ、お前の本性をさらけ出せばいい
俺がお前を叩き斬ってやる!!」




「禰豆子ぉ!!」




するとその時隣にいた蛇柱様が冷ややかな声でこう言った




「不死川...日向では駄目だ日陰に行かねば鬼は出てこない」




え、怖ッ...
アレ見て第一声がそれなの?


柱怖すぎでしょ




「お館様...失礼仕る」




『!!...』



箱を片手に陽の当たらない部屋の隅に飛翔した
飛び上がったところ見えなかった...

グサグサと何度も箱を滅多刺しにし
ひたすら煽りまくる


その行いに激怒し動こうとした少年は蛇柱様にガッチリと拘束され全く身動きがとれない様子




ってかあの庭の血
後で絶対処理するの隠の私達だよね!?不用意に仕事増やさないで貰えません!?

あ、そんな事考えてたら頭痛がッ




「出て来い鬼ィ!!お前の大好きな人間の血だ!!」




不死川様が乱暴に箱の扉を開けると
女の子らしき鬼がフラフラと立ち上がる


口枷の下からポタリポタリと唾液を垂らしながら
キッと不死川様を睨む

小さな手を力一杯握りしめ
フーッフーッっと荒々しく息をしていた


ただ一点を見つめながら...

たとえ鬼であったとしても→←言葉の力



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Rio(プロフ) - 涙さん» 実際に読み直してみたのですが確かに違和感がありました!態々コメントしてくださりありがとうございます!問題のその場面は修正させて頂きます。貴重な御意見を寄せて下さり有り難うございました! (2019年10月26日 20時) (レス) id: 77029a2e18 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 焼け石に水少し意味が違う気がします (2019年10月26日 19時) (レス) id: 5e09944bd4 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - りゅうさん» 返信が遅くなり申し訳ありませんでした!暖かいコメントを頂き作者は幸せ者です!もうすぐ続編の製作が完了致しますのでどうぞお楽しみに! (2019年10月10日 16時) (レス) id: afbca9230e (このIDを非表示/違反報告)
りゅう - 初めまして!この度小説を拝見させて頂きました!隠しのお話は数が少ないので見かけた際は本当に嬉しかったです!中でも私は後藤さん推しなので本当に嬉しいです(涙)もっと後藤さんとの絡みが読みたいです!これからも楽しみにしています! (2019年10月9日 17時) (レス) id: 4289bd19b6 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - こころがモフモフするんじゃぁ〜さん» 嬉しいコメントありがとうございます!これからも頑張っていきますので乞うご期待ください! (2019年9月29日 20時) (レス) id: afbca9230e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rio | 作成日時:2019年8月26日 9時

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