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だーいじゅーごわー ページ16

燭台切side

本丸に戻って来たんだけど……。

さっきの鶴さん、別人みたいだったなぁ。

目が血走ってて、般若?

いや、それよりも怖かったね。

燭「鶴さん、大丈夫?」

『ん?ああ。大丈夫だぞ。』

燭「前の本丸の事?思い出したの?」

『………。すまない、少し寝てもいいか?』

燭「……うん。ゆっくり休んで。」

『ありがとう。光坊。』



貴方side

今さっきのは、鶴丸国永の記憶だろう。

事情を聞かなくては。

部屋に戻り、呼びかけた。

『おい、鶴丸国永(小声)』

すると、ものすごい眠気が襲って来た。

そのまま、俺は寝た。

ーーーーーー

目が覚めると真っ暗闇の中。

『鶴さん〜どこだ〜?』

鶴「ここさ。」

『うわっ!びびった!』

鶴「呼んでおいてそれは無いだろう。」

『ごめんごめん』(笑)

鶴「聞きたい事は何だ。」

『おう、それ本題。………あの記憶は何だ?』

鶴「俺の記憶だ。前の本丸の記憶。」

『たくさんの刀剣男子が折れたのか。』

鶴「そうさ。俺は誰一人として守れなかった。」

『一人だけ生き残ったのか?』

鶴「ああ。みんな折れていったよ。俺に【折れるなよ】って言い残してな。」

『なぜ、俺を呼んだ?』

鶴「生きる意味が無くなった気がしたんだ。」

『その気持ち、分かる気がする。』

鶴「分かる訳無いだろう!仲間が目の前で折れていくんだぞ!お前なんかに……分かってたまるか!」

『分かるさ。俺にもな、友達がいた。でもな小さい頃に死んじまった。俺が殺したも同然だ。だから、友を仲間を失う辛さは知ってる。』

鶴「は?」

『今でも夢に出てくるよ。』

鶴「こっちからしたら、楽しんでいるように見えたんだが。」

『作り物だ。ぜーんぶな。』

鶴「怒ってすまない。」

『いや、こっちこそすまない。』

鶴「君、これからどうするんだ?」

『あんたとの約束を守る。そのあと刃生終える。』

鶴「終わっていいのか?!」

『いいよ別に。』

鶴「つくづく不思議な人間だなぁ。」

『たまにジジくさいって言われるんだけど……。』

鶴「事実だな。」

『おい!』

だいじゅーろーくわー→←だーいじゅーよーんわー



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瑠璃 - 続きが楽しみです!!鶴丸成り代わり作品大好き嬉しいです。リクいいですか?暇で無意識で落とし穴を作ったら三日月か伊達組が落ちる話や鶴丸がイケメン力を発揮して短刀達にモテて兄や保護者組に羨ましいがられる話をお願いします。無理せず更新頑張って下さい。 (2018年8月21日 20時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - チェシャさん» 多分1日に1回くらいしか更新出来ないと思いますが、よろしくお願いします。 (2018年4月23日 22時) (レス) id: 1cc973493d (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます!期待に応えられるように頑張ります! (2018年4月23日 22時) (レス) id: 1cc973493d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 鶴さん好きなので嬉しいです!頑張って下さい! (2018年4月13日 23時) (レス) id: 242092064b (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ - とっても面白くていいと思います!更新p(´∇`)q ファイトデス!! (2018年4月12日 17時) (レス) id: bce2687db4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんご | 作成日時:2018年3月23日 16時

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