赤/恋人 ページ6
私とシルクは高校時代から付き合っている
人気者で多忙な彼とのデートはなかなか難しい
高校時代からそうだった
やっぱり動画のことが優先になりがちで、私もそれを分かってるつもりだった
でもいい加減我慢が出来なくて、私がめっちゃキレて私が一方的にガーッて怒鳴っちゃって、でもシルクはそれを頷きながら時折「ごめん」って言ってずっと聞いてくれてた
シルクの優しさと、自分の我慢できなさとイライラと色々重なって当時はシルクの前で大泣きしたっけ
その一件から、私も動画撮影の件も理解したし、忙しくて出かけられなくても我慢することができた
あれから7年以上経ったのか。もうすぐで付き合って8年だ。
あれからシルクに涙は見せていない
もういい歳なのもあるし
忙しくて会えないのももう慣れっこ
今日は動画撮影が早めに終わったから、晩御飯でも食べる？ってシルクから誘ってくれたのでお家にむかう
合鍵を使って部屋に入るとメインの部屋で1人ごろんとソファーに寝転がっていた
シ「おす、おつかれ」
「ん。今日はもういいの？」
シ「ん、一段落した」
「そっか。なんか食べたいのある？」
シ「あるけど、ちょっとこっちきて」
手招きされ、ソファーのシルクが座ってる横をトントンと叩かれここに座ってと促される
いわれるがままにソファーの隣に座る
「なぁに？」
シ「…っと。」
シルクがスウェットのズボンのポケットをゴソゴソとまさぐり、小さいケースを出す
「は、…」
シ「今日で付き合って8年目だろ…っても中途半端な時だけど。」
「これ、…」
シ「俺の隣でこれからもずっと笑っていてください。Aがいれば俺なんでも出来る気がする。ずっとそばにいて欲しい。俺を支えてて欲しい。」
小さいケースから出てきたのは所謂婚約指輪
そこまで派手ではないがキラキラとダイヤが光っている
「……私なんかでいいんですか、」
シ「俺はAじゃなきゃ無理」
「……っ、よろしく、お願いします。」
私が返答するとそこには私の好きな彼の笑顔
私はくしゃくしゃに笑って、雫を零しながら彼に抱きついた
【あなたの前で、泣いたのは二度】
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れんや(プロフ) - コメントありがとうございます！とっても喜んでもらえて嬉しいです！ (2020年10月4日 1時) (
レス) id: 2d5bc0015e (このIDを非表示/違反報告)
loveloveもっきゅん - もっきゅんかっこいいですありがとう (2020年9月12日 21時) (レス) id: 0ceb3868db (このIDを非表示/違反報告)
POWERrrrrrrr!! - ライブのシルク君かっこ良すぎかよキュン死にするわw (2020年9月12日 21時) (レス) id: 0ceb3868db (このIDを非表示/違反報告)
サボテン - 発狂しながら読んでたw(心の中で) (2020年9月12日 21時) (レス) id: 0ceb3868db (このIDを非表示/違反報告)
虹色の魚 - 赤桃/メンバー/友達がめっちゃ好き！POWER IS POWER!! (2020年9月12日 21時) (レス) id: 0ceb3868db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんや | 作成日時：2020年2月23日 23時
