赤/他人 ページ2
俺はいつも通り撮影の為にメンバーと公園に向かっていた
今日は結構風が強い、マイクに多分音が入るから編集が少し大変かもしれん…なんて考えながら、ンダホが運転する助手席に乗っていた
公園に到着し、準備を始める
今日はあいにくの天気だが外でできる遊具での撮影だ
撮影の準備も整い、挨拶から始まる
シ「どうも!Fischer'sシルクです」
ン「ンダホ!」
マ「マサイィィィ!!!」
モ「モトキでーす」
シ「さぁっ!本日なんですけれども…」
撮影は順調。ただ、風が強い。
シ「風がつええ!」
ン「でももう少しでクリアできそうだから頑張ろう!!」
シ「諦めたりはぜってぇしない!!!やったら最後までやる」
…そうは言ったものの本当に風が強い
クリア出来るまで終われませんを企画したもんだからなかなか終われない
遊具が少し先の方まで飛んでいってしまった
撮影を一旦止めて遊具を取りに行く
「あのぅ、これですか?」
就活生だろうか、パンツスーツを着ている女性が俺が飛ばしたやつを持っていた
シ「あ、すんません!ありがとうございます」
「とんでもないです。何か、撮影されてるんですか?」
シ「あっ、はい。そうなんですよ。ちょっと風が強くて…捗らないんすけどね」
こんな会話をしている時も風は止まない
俺の前に立つ人の髪の毛が風で乱れる
「あっ、はは…本当に風強い……」
シ「まだ日が差してるんで暖かいですけど、すぐ寒くなるんで気をつけて」
女性から遊具を受け取り、帽子を取ってお辞儀すると女性は髪をひとつに結んでいて、俺に向かってお辞儀してた
「そちらも、撮影頑張ってくださいね!」
シ「…あざっす」
風のせいで乱れる髪の毛がをただ結んだだけなのに印象がだいぶ変わり、なんだか少しドキドキした
帽子を再度深く被り、メンバーの元へ戻ってから女性がいた場所を見るとそこにはもう彼女の姿はなかった
【風の強い日】
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れんや(プロフ) - コメントありがとうございます!とっても喜んでもらえて嬉しいです! (2020年10月4日 1時) (レス) id: 2d5bc0015e (このIDを非表示/違反報告)
loveloveもっきゅん - もっきゅんかっこいいですありがとう (2020年9月12日 21時) (レス) id: 0ceb3868db (このIDを非表示/違反報告)
POWERrrrrrrr!! - ライブのシルク君かっこ良すぎかよキュン死にするわw (2020年9月12日 21時) (レス) id: 0ceb3868db (このIDを非表示/違反報告)
サボテン - 発狂しながら読んでたw(心の中で) (2020年9月12日 21時) (レス) id: 0ceb3868db (このIDを非表示/違反報告)
虹色の魚 - 赤桃/メンバー/友達がめっちゃ好き!POWER IS POWER!! (2020年9月12日 21時) (レス) id: 0ceb3868db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れんや | 作成日時:2020年2月23日 23時