姫だけど、守りたい《2》

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ｳﾗﾙ「ん？お前は…」


そう言ったウラルの目線の先には、ミヨがいた


ﾐﾖ「……」ｷﾞﾛｯ

ｳﾗﾙ「お前…！」


ミヨは無言でウラルを睨みつける
ウラルは、ミヨを見つけた瞬間に険しい顔をした


ｳﾗﾙ「何故ここに…！」

ﾐﾖ「アンタに話すことなんて無いわ」


ミヨは無愛想にそう言い放つ


ｳﾗﾙ「貴様…！」

ｻｸﾗ「ちょ、ウラル！やめなさい！！」


このまま戦いが始まりそうな勢いだったから、私はたまらずウラルを押さえつけた


ﾐﾖ「はぁ…私、帰る」

ｻｸﾗ「ちょ、みt…ミヨ！」


私は彼女の名前を呼んだが、ミヨは全く反応せず出ていってしまった


ｳﾗﾙ「サクラ様、アイツは…」

ｻｸﾗ「えぇ、分かってる。彼女の目的も全部…」


私は、ウラルから皆の方へ目線を移した


ｻｸﾗ「ちょっと外で話してくる」


ウラルを連れて、事務所の外へ出る
そのままプレハブ小屋の裏側へ回った


ｻｸﾗ「ウラル、分かってるんでしょ？ミヨの正体」

ｳﾗﾙ「はい…ミツヨ、ですよね…？」

ｻｸﾗ「流石ね、正解」


ウラルは眉を下げ、心配そうな顔をする


ｳﾗﾙ「ミツヨの目的って、一体…」

ｻｸﾗ「 “妖怪ウォッチオーガ” 、そして、 “サクラ明白刀” 」

ｳﾗﾙ「サクラ明白刀！？まさか、サクラ様…」

ｻｸﾗ「仕方ないのよ、今の私じゃ…」


そう、カイラにも言われたもの…
今の私じゃ、酒呑童子や空亡には敵わない…

だから…


仕方ないの……



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今更ですが、しばらくオリジナルでいきます

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