・ ページ23
トウマ「え、ほ、本当に…?」
サクラ「うん、私から告白したのに、Noって言う理由が無いじゃない」
トウマ「そっか…///」
トウマは少し嬉しそうな、恥ずかしそうな顔をして私を見つめる
私も嬉しくて、つい口元が緩んだ
ギュッ
サクラ「……!!」
私が喜びに浸っていると、トウマが私の手を握ってきた
トウマ「もう、こういうことも…出来るんだよね…?///」
トウマは握った手を見つめながら言った
サクラ「うん…///」
本当に…本当に両想いなんだって、実感させられる
もう、ただの友達じゃない。お互いに好意を伝えて、ちゃんと付き合えるんだ
トウマ「……///」
サクラ「……///」
二人の間に、今まで無かった空気が流れる
色で例えるなら、ピンク色だろう
よく恋愛映画とかで出てくる、ああいう雰囲気
トウマは一瞬迷ったような顔をし、決意したように私に顔を近づけてきた
サクラ「……!!」
トウマがしたいことがわかった。さっきもされたし
別に嫌じゃない、むしろ好きな相手とならしたいと思うだろう
……イヤらしい意味じゃないからね
私も、トウマと同じように目を閉じてトウマに近寄る
ブーッ!ブーッ!
トウマ・サクラ「「……!!」」
私達を現実に引き戻したのは、スマホのバイブ音
サクラ「と、トウマのじゃない!?///」
トウマ「あ、う、うん…///」
トウマはポケットからスマホを取り出し、何回かタップする
トウマ「あ、アキノリからだ “サクラ大丈夫か?” だって」
サクラ「え?」
私のこと、心配してくれてたの…?
トウマ「そりゃ友達なんだから、心配するよ」
サクラ「あ、声に出てた?」
私が聞けば、トウマは「うん」と首を縦に振った
トウマ「前に一回倒れた時も、皆すごい心配してたんだよ?」
前…
あ、クロの案件の時か
サクラ「そっか…
アキノリくんにさ、 “もう起きたし、体調も悪いわけじゃないから大丈夫だよ、ありがとう” って送っておいて」
私がそう言うとトウマはスマホへと目線を移し、文字を打つ
トウマ「ん、送っといたよ」
サクラ「ありがと」
ブーッ!ブーッ!
返信が早い…
トウマ「 “ならよかった!探偵団来れるか?”だって
どうする?行く?」
サクラ「もちろん!」
トウマ「じゃあ行こ」
28人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kotorin♪(プロフ) - コメントありがとうございます!ですよね!ですよね!!本当に待ってるんですよ! (2020年4月13日 15時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのダレカ - 「シャドサ2期、待ってます」激しく同意!2期あったらなにがなんでも見る (2020年4月12日 18時) (レス) id: 6bf8819783 (このIDを非表示/違反報告)
kotorin♪(プロフ) - 【お詫び】ストーリーの流れでは冬の季節なのに、リアルが真夏のため間違えて夏のストーリーを書いてしまうという、おかしなミスをしてしまいました。混乱させてしまった方、大変申し訳ございませんでした。修正しておきましたので、これからも宜しくお願いします (2019年7月26日 21時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
kotorin♪(プロフ) - まらそさん» 私がはやくくっつけたくてこんな感じになりました(笑) (2019年5月17日 20時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
まらそ - めっちゃいい感じに告白するのがすごい! (2019年5月17日 16時) (レス) id: 16a78ad417 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kotorin♪ | 作成日時:2019年2月23日 10時