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ピンポーン
母さんの家について呼び鈴を鳴らす
自分の娘だから気付くよね…
美「はーい。あら??どちら様??」
ズルっ
僕は右に肩をがくっと落とした
『僕だよ母さん。Aだよ』
美「あなたAって言うの?
男の子なのにかわいい名前ね!
ここのマンションの子?
お母さんは??」
母親はあんただろーが!!!!
しかも、男の子って…
自分の娘を普通男と間違えるか!?
美「今日はもう遅いから
はやく帰りな『朝日奈美和。
アパレルメーカーの女社長。
今まで独身だったが、
ついこの間日向麟太郎と再婚。
14人の子どもを産んだにも関わらず
いくつになっても美貌の持ち主。
いまのその格好、タンクトップに
ヨガのパンツ。首にタオルを巻いてるって
ことは今日の3時ぐらいに仕事が
おわってヨガをずっとやっていた!
今日は麟太郎さんがいないから
その分気にせずにヨガに没頭することが
できた』
美「え…」
『え…??』
母さんが固まってしまった!!
美「なんで私の名前や今日の過ごし方まで…
あなた、何者なの??」
『あんたの娘の朝日奈A!!』
美「えっ!?Aちゃんなの??」
『さっきも言ったでしょ!!』
やっと理解してもらい
さっきあったことを母さんに話した
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作者名:mina | 作成日時:2015年1月14日 19時