嫁いだ先は2【波羅夷空却】

嫁ぎ先46 ページ11

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あの旅行から数週間





数週間経ってるのに、天国さんが話してくれたことで頭がいっぱい



結婚式かぁ、、したいなぁ、、






やっぱりお寺だから白無垢かな？

空却さんがタキシード着てる姿全然想像できないし



友達皆よびたいなぁ〜

二郎くんも呼んで、あの時のお礼もちゃんとしたいし







そんなことを毎日考えていた





でも空却さんに自分からその話を振るのが恥ずかしくて、何も起こらないまま



式挙げるならできるだけ早くあげたいのに...








｢おい、手止まってんぞ｣



『わ！すみません』






ボーっとしながら庭の手入れをしていると、いつの間にか空却さんが後ろにいた



様子見に来てくれたのかな









｢考え事かぁ？｣



『んー...まぁ、そんなとこです』




｢物事っつぅもんは、自己完結出来るものと人がいないと完結できないものがある。あんま溜め込むなよ｣





『....』






言っちゃっていい、のか...？

天国さんも空却さんは挙げたいって言ってたらしいし...




んんん、、







『...結婚式』



｢あ？｣









『結婚式！したいと思いますか！』





｢...は？｣

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