キャラメルマキアートの恋２ K.N

52杯目 ページ6

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『うちのエンジニア優秀すぎて一瞬で直してくれたよ』





「さっき電話したばかりなのにもう直ってるのすごいですね」





『休日邪魔するなって言われたけど、

あいつ休みっていってもすることないからずっとPC触ってるの。

ほんと仕事人間なんだよね』





笑って、エンジニアさんの話をする健人さんだけど


そういっている自分もきっとめっちゃ仕事人間なんだろうなって思う。




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それから、健人さんは今試作中の作品を見せてくれた。


今まで見たことのない、独創的な世界観がPCの画面いっぱいに広がっていた。


こんなの普通の人じゃ絶対作れない...





「すごい....」



『まだ開発段階だけど、来年にはたぶんいろんな人に見てもらえると思う。


Aさんがうちの会社以外で見た1人目だよ。』





「そんな、私が1人目なんて。恐縮です。」





『なんでよ、光栄に思ってよ(笑)』






隣に座る彼のくしゃっとした笑顔は横から見ていて美しいなと見とれてしまいそうになる。







いるかどうかはわからないけど、少し気になるけど、



この笑顔を横で見ることができる女性はきっと幸せなんだろうなって思ってしまう。






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