キャラメルマキアートの恋２ K.N (ページ1)

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47杯目ページ1

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それからは

健人さんの家族の話に

お父さんは、隠居生活を謳歌してるらしく

お母さんと一緒に世界一周に行ったり、

新たな趣味探しに没頭していろんなものに手をだして

家はものであふれているんだとか。

家族の話をする健人さんは楽しそうで

すごく素敵な家庭なんだなと思ってしまう。

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『あ、俺の作業場所まだ案内してなかったね』

「お仕事場所は大事なところですから、そんな私なんか入ったら...」

『全然大丈夫、ついてきて』

そう言って

席を立ち、二階の階段の方へと向かう彼の後ろを

恐る恐る追いかけた。

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『ここが俺の作業部屋！

日差しがいい感じに入ってきて

気持ちいいの』

大きな窓が天井にあり、

そこから入ってくる自然の光が

部屋を明るくし、どこか安らぎを感じるような

そんな空間。

そして

この部屋は

大きい机に高級そうな機能的チェアと

iMacが2台とディスプレイが3台だけという

なにもないかつ、いかにも技術者です感が出ているレイアウトだ

「いい感じの太陽の光で

ここなら閉塞感なく作業できますね」

『そう、この部屋なら何時間でも閉じこもって作業できるの』

「なかなかこんな揃って作業できるとこ見たことないです」

『うちに入り浸るプログラマーの友達がいて、

そいつのため用なんだよね。実際俺はiMac1台で十分(笑)』

「ずいぶん、贅沢なお友達ですね(笑)」

『ほんと、遠慮とか無い奴なんだよね。まあ長年の仲だからいいんだけどね』

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