Love shower (ページ47)

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部屋に1人取り残され、冷静な頭がさっきの事をグルグルと考えだす。

俺の好きな人は岸くんと付き合ってる。

それは変わらない事実。

だから、俺の恋は叶わないのかもしれない。

でも、だからといって諦めたくもないし、海人と付き合うのはお門違いだろう。

紫耀「はぁ〜、そろそろみんなあがる頃だよな...」

俺はみんなとすれ違うのが気まずくて、少し遠回りをして露天風呂に向かった。

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紫耀「...えっとぉ、？」

露天風呂でゆっくりと疲れを癒し、ついでに要らない思考を流してきた、はずだ。

そして部屋に戻ったんだけど、何故か俺のベッドには神宮寺が寝てるし、隣のベッドには岸くんと海人が寝ていた。

しょうがないから他の部屋で寝ようと、神宮寺のポケットを漁るが部屋のカードキーは見つからなくて、代わりに岸くんのポケットから出て来たカードキーと、自分のアイマスクを手に部屋を出た。

ほら、廉ってゲーマーじゃん？もしかしたらゲームしてるかもしれないし、光が気になって眠れないかもしれないから。

そっと、部屋のドアを開け中に入ると、俺の予想は綺麗に外れ、廉はベッドでぐっすりと眠っていた。

...本当は岸くんと、付き合っている恋人と2人部屋、俺の手にはアイマスク。

ワンチャン、廉にアイマスクを着けて、えろいことしてもバレないんじゃないか？

なんて、どう考えたってよくない好奇心が、今の俺には止められず、廉にアイマスクを着け身体に触れた。