Love shower (ページ34)

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今日の廉はずっと僕のポッケに手を突っ込んでいる

遡ること数分前、

お昼休みの今、購買で買ったパンを食べ終え、ダラダラしていた時のこと

廉「今日も寒いな？」

海人「そう？俺は今丁度いいけど？」

廉「マジ？俺もう手がキンキンなんやけど」

廉はいつものごとく、そんな事をボヤく

それに今日は乗って、廉の手に自分の手を重ねて触れてみた

海人「えぇ〜？笑

うわっ、マジじゃん！廉の手冷た！」

廉「かいの手は温かいなぁ？笑」

時々、廉は甘えると僕のことを”かい”と呼ぶ

普段は海人って呼ぶ癖に、

廉は俺の手をニギニギしたあと、急に真正面から抱きついてきた

廉「なんか、かい人間カイロやな？」

海人「えへ、そう？

じゃあ...」

流石に真正面から抱きしめられてると何も出来ないし、公共の場だけどキスしたくなるから、廉に背を向けて廉の腕を自分の腰に巻いた。

すると、廉の手が上から僕の手に重なって、そのままパーカーのポッケに突っ込まれた

廉「あぁ〜、授業嫌やな。かいから離れた無いわ」

海人「ふふっ、えぇ〜？笑」

肩には廉の顎が乗って、結果的に温かいけど、廉が離れてくれないと僕は動けなくなっちゃった。

まあ別に、僕の廉だって見せ付けられてるからいいか、これでみんなが廉は僕のだって認識して諦めてくれればいいんだけど

きっと周りから見たら、ただ仲のいいクラスメイトに見えているんだろうな

ホント見せてやりたい、僕にしか見せない廉のあんな姿やこんな姿。

たぶんみんな気絶物だよ？