Love shower (ページ32)

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紫耀「えっ、なんで？俺が黒に戻せば廉と一緒でしょ？」

廉「金髪のしょおしか知らん全校生徒に黒髪のしょおを見せてあげるなんて、そんな贅沢な事させた無いし、しょおの黒髪を知ってるのは俺だけでええの！」

それだけ言うと、俺の腰に腕を回してキュッと抱きつかれた。

てか、そんな可愛いこと言ってくれるんだ。

紫耀「周りがどうだったとしても、俺は廉一筋なんだけど？」

廉「しょおが女子に囲まれたりなんかしたら、二人の時間が減ってまうやんか。

俺かて周りにどう思われたってええけど、しょおがこうした方が一緒に居れる時間が増えるって言うたからこうしてんねんで？」

俺の目を見て言うのは恥ずかしいのか、横を向いたまま、俺の服の裾を握りしめて言う。

あ〜、本当に離したくない。

授業なんてどうでもいいから、社会とかどうでもいいから、廉と2人だけの世界が欲しい。

廉「ぁっ、そろそろ休み時間終わりや。先に戻るな？」

そう言って俺から離れようとした廉を抱き寄せる。

廉「えっ、しょお？」

紫耀「...その授業、出なきゃダメ？」