Love shower (ページ29)

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廉「そういえば、自分一人で来たん？」

紫耀「...あっ、」

ヤバい、忘れてた

廉「なんや連れ居ったん？教室戻るか？」

紫耀「いや、いいよ。後でメールでも送っておくから」

廉「ん、そか」

紫耀「廉ちゃんはどっか回りたい所ある？」

そう聞いてみると、突然彼の足が止まった

紫耀「廉ちゃん？」

廉「今店の外やし、長いから廉。」

紫耀「ん？」

廉「だから、廉って呼んでって。」

紫耀「うん、わかった。そうするね、廉。」

廉の名前呼んで思ったけど、俺名前で呼ばれてなくない？

紫耀「俺も名前で呼んでよ。」

廉「...自分、名乗ってへんやろ？」

紫耀「あれ、そうだっけ？ごめん忘れてた

俺は平野紫耀。紫耀って呼んで？」

廉「おん、しょおな？」

う"っ！『しょお』だって！完全にぶっ刺さったんだけど、めっちゃ可愛い

廉「しょお？急に黙らんといてや、こっちが不安なるやろ？」

紫耀「ごめん、なんでもないから気にしないでいいよ。」