伝える、言葉。

お出かけ ページ11

約束の日曜日






少しソワソワしながら北斗くんを迎えに来た






でも、自分が思っていたよりも、だいぶ早く来てしまった。






時間より早く来ても、準備が出来ていないかもしれないから、時間が来るまで待つ。






そう決めた時






ドタドタドタッ...






急に家の方から階段を駆け降りる音が聞こえてくる






少しすれば家のドアが開いて、顔を出した北斗くんに手招きをされた






戸惑いながらも近づいて行けば、家の中まであげてくれた







北斗『今日楽しみで早く起きちゃった』






大我『ホント？』






北斗『早めに準備終わって、窓の外見たら大我が居たから、急いで降りてきた』







その言葉を俺にみせては、なんだか恥ずかしそうに顔を赤くした北斗くん







大我『俺も、北斗くんに早く会いたくて早く来ちゃった』







なんて書いたら、楽しそうに笑ってくれた







北斗『お互いさまだね？』






大我『ほんとだね』






北斗『それと呼び方、北斗って読んでくれていいよ？長いでしょ？』






大我『うん、そうする。』

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