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「いつから？」
『今朝からです』
「では僕が保健室に連れて行った時には、既にメモを受け取っていたと言うことか？」
『はい。二枚目はいつ持ってたか分からないですけど』
「はぁ」
浅野くんは額に手を当てて、ため息を付くと何も話さなくなった
これ怒ってるよね！？
急いで弁解をしなくては……
『で、でもこれは私の問題ですし、浅野くんが気にするような事じゃ無いですよ』
「何故そう言い切れる」
あのメモには彼に近付くなと書いてあった
……つまり私が浅野くんとの接会を最低限にすればいいって事
『私さえ、行動に気を付ければ十さんの怒りを抑えられるんですもん』
「ほぅ。随分な物言いだな。そんな事をしても無駄だと思うが」
『何でです？』
そう言うと、彼は口角を上げて私の手を取った
「僕がこうして君を離さないからだ」
……何ですってぇ！？
それは予想外だった
『えぇぇ。そんなのエスカレートするばかりじゃないですかぁ！』
「大丈夫さ。守ってやるから」
『もぉぉっ。自分勝手過ぎです！』
「だから僕を避けるような事はするな」
真剣な眼差しで見られて、恥ずかしくて目を逸らす
『……わ、分かりましたよ。いつも通りにします』
「いいや、それだと困るな」
『え』
「いつも以上にしろ」
……いつも以上って何！？何したら良いの！？
『具体的に言って下さいよ。もしかして板書取れとか、食べ物買ってこいとか、荷物持てとかそう言う系ですか！？』
「僕がそんなつまらない事を要求すると思ったか？」
『えええ！？！これ以上ってなったら何があるのぉぉ！？怖い！聞きたくなぁい！お金なら千円で勘弁して下さいっ！』
「お前は阿呆か。カツアゲが趣味なのはむしろアイツの方だろ」
……多分、それ赤羽くんの事だよね
心の中でそう呟く私を他所に、彼は腕に付けた時計の針を見た
「おい、こんなやり取りしている内にもう19時を回ったぞ」
『嘘ォ！見たかったドラマがあるのに！』
「僕も家に帰ってやる事がある。とりあえず今日は帰ろう。ついでに送ってやるから乗っていけ」
そう言われて、私は浅野くんの車に乗車させて貰う事になった
専属の使用人と名乗るスラッとした男の人が胸に手を当てて会釈をしている
「遅くまで御苦労様です。坊っちゃん。お迎えに上がりました」
凄い！執事さんだぁ！後でサイン貰おっと
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潰れたいちご(プロフ) - この作品、「好きだから。」という曲がピッタリだと思います！よければ聞いてみてください！ (2022年5月9日 19時) (
レス) @page25 id: 2cda77c812 (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - ご協力感謝致します！(*´-`*) (2019年6月20日 23時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
みくり - 私も、授業中とか種転がってないかさがしてみます！！(笑) (2019年6月20日 23時) (レス) id: 2a3b3aad81 (このIDを非表示/違反報告)
オタク少女(プロフ) - ハバネロさん» じゃあまた2人をいじる材料を探しますね！（黒笑） (2019年6月20日 21時) (レス) id: 3dab4c0edd (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - 御二方お便りありがとうございました！喜んで頂いて何よりです！またラジオをいつも盛り上げて下さるのは私では無く、このようにお便りを下さるからですよ(＊´ ∨｀)シチュエーションを考えるのが凄く楽しかったです！これに懲りずまた何かあればお申し付け下さい！ (2019年6月20日 21時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハバネロ | 作成日時：2019年6月7日 12時
