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番外編4 ページ34







……とりあえず、言いやすいのは見た目だなぁ


私は赤羽くんにズイっと近付いた





『赤羽くんの目って綺麗な色だよね!』


「はいはい。どうも」


『宝石みたーい!』


「あっそう」


『君の瞳に乾杯!』


「……」





……え、何でこんなに素っ気ないの


最後に至ってはスルーだし


これ言ってる私が恥ずかしいじゃんか





そんな私に、彼は見損なったとでも言いたげな顔をしている





「Aもその辺の奴と同じ事言うんだね。俺って見た目しか褒める所無いの?」





わーお。なんか綺麗に誤解されてるね





『そんな事ないよ!』





そう言うと彼は少しこっちに興味を持ってくれた





このまま誤解された状態じゃ嫌だから


ちゃんと中身も好きな事言わないと





『一緒に帰ってる時、赤羽くんは平然としてるけど、いつも率先して車道側歩いてくれるもんね〜!優しい所あるよね!』


「いや、Aが鈍臭いから車側に迷惑掛けないようにしてるだけなんだけど?」


『んー。でもそれって裏を返せば車側にも気遣いが出来るって事でしょ?はいっ!ナイスジェントルマン!』





いぇーい!と彼にハイタッチをしておいた





「意味が分からない」


『それは残念!赤羽くんの良さをもっと色んな人に知ってもらいたいのに!あ、さっきみたいにノリに乗ってくれる所も最高だよ!』


「……俺に俺の良さを知って欲しいって凄い事言うね」


『だって皆、顔の話ばっかりだもん。赤羽くんの内面の良さに多分気付いて無いんだろうなぁ。しっかり中身も見たらもっと好きになるのに。……って、いだだだだだ!』


「うるさい口だね。一回黙って?」





心做しか少し赤くなってる気がするけど……


赤羽くんを褒め倒したら、ほっぺを抓られました











さてと、お次は生徒会長です


「(頼むから、暴走しないでね)」


『(大丈夫大丈夫!)』





私は浅野くんが待機してある場所まで駆けて、バァンッと扉を思いっ切り開けた





『浅野くんんんん!』


「お前はもっと静かに出来ないのか」


『早く会いたくて走って来ましたぁ!調子はどうだい?元気かい?』


「(あれ?私さっき勝手に喋るなって言……『浅野くんって目の色綺麗ですね!宝石みたーい!』


「は?急に何だ?」


『君の瞳に乾杯!』


「(せめてレパートリーは増やして!?もう誰かあのアホ連れて帰って来て!)」





何故かは分からないが、ラジオは一旦打ち切りになってしまった

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設定タグ:赤羽業 , 暗殺教室 , 浅野学秀   
作品ジャンル:ラブコメ
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潰れたいちご(プロフ) - この作品、「好きだから。」という曲がピッタリだと思います!よければ聞いてみてください! (2022年5月9日 19時) (レス) @page25 id: 2cda77c812 (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - ご協力感謝致します!(*´-`*) (2019年6月20日 23時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
みくり - 私も、授業中とか種転がってないかさがしてみます!!(笑) (2019年6月20日 23時) (レス) id: 2a3b3aad81 (このIDを非表示/違反報告)
オタク少女(プロフ) - ハバネロさん» じゃあまた2人をいじる材料を探しますね!(黒笑) (2019年6月20日 21時) (レス) id: 3dab4c0edd (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - 御二方お便りありがとうございました!喜んで頂いて何よりです!またラジオをいつも盛り上げて下さるのは私では無く、このようにお便りを下さるからですよ(*´ ∨`)シチュエーションを考えるのが凄く楽しかったです!これに懲りずまた何かあればお申し付け下さい! (2019年6月20日 21時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハバネロ | 作成日時:2019年6月7日 12時

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