【赤羽業】ご主人様とイヌ 3

番外編2 ページ3

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赤羽くんの拳を何とか抑えて、収録を再開する


『じゃあ、気を取り直して前回の犬猫の仲編のおさらい行ってみよー』


「はいはい」


『ねぇ赤羽くん。前回は結構波乱な回だったよね』


「絶えず何か色々あったね〜」


『うん。まず契約破棄したのが一番肝何じゃないかな。あと私的には十さんのメモが怖い』


「俺は浅野クンが妙に突っかかって来て、めちゃくちゃウザかったのは覚えてるわ」


『その二人、混ぜるな危険過ぎるよ。お願いだから巻き込まないでね？』


「さーね。でも飼い主面する浅野クンが悪いんじゃん」


「何だ？僕を呼んだか？」


『ノォォオオッ！ストップ浅野くん！高確率で番組が潰れるから今は来なくて良いです！お出口はあちらです！帰って下さい！』





＊





全力で浅野くんを阻止して、何とか帰って貰った


彼が帰ってくる前に、次のコーナーに行こう


『えっと……？【お知らせです。栗山Aの見た目が詳しく発表されます】だってさ。何だコレ』


「あー。そう言えば今までの設定で容姿の説明無かったもんね。ちなみに今写真撮るみたいだよ」


『ファッ！？そんなの聞いてないよ！？』


赤羽くんはいつの間にかカメラを構えている


「はーい、撮るよ〜。3・2・1……『え、待って！急過ぎて準備出来てな……』


……パシャッ









(イラストははなまめさんより)






＊





「フッ。すっげえノリノリじゃん」


『う、うるさい！もうお便り読むよっ！』


「はいはい」


『ラジオネーム【オタク少女さん】からのお便りです。ご応募ありがとうございます』


「どーも」


『質問です。【カルマ君は、夢主のどこが好きなんですか？】わ、これは是非聞きたい！』





そう聞くと彼は黙り込んだ





『あれっ？答えられないの？赤羽くんもしかして照れて……


「そうだね、まずは警戒する必要が無いくらい純粋な所かな。あと反応が一々ピュアだし。あ、そうそうこの間何だけど、美味しい物食べたら、赤羽くんこれ美味しいって急に報告して来てさ。何でもかんでも俺に伝えようとしてくるんだよね。話聞いたら、赤羽くんに言いたくなったとか言うんだよ。こういう所超可愛くない？」


『あぁぁぁ！もう良いよっ！私を褒め殺す気なの！？』

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