教えて ページ26
とりあえず、レヴィさんの部屋まで行こう。
そう思って、私はレヴィさんの部屋へと向かった。
レヴィさんは多分私を認めていない。だから、ちょっと不安だ。
着いて、ドアをノックする。
「終夜です」
私が言えば、ドアが開いた。
「何のようだ」
と睨まれ、逃げ出したくなる。けど、今引き下がってはいけない。
私はぐっとお腹に力を入れて言う。
「イタリア語を教わりたいんです！」
その言葉にレヴィさんは「なぜだ」という。
「ここで生きていくんなら、イタリア語は覚えなきゃと思いまして・・・
だから一週間に一回でいいのでお願いします！」
私が言うと、少しの沈黙のあと、
「分かった、が、１ヶ月で覚えろ」と言われた。
でも、教えてくれるんだ。そのことが嬉しくて、私は「はい」と返事をした。
＊
「レヴィさんの教え方はすごく分かりやすいです。
本当に、レヴィさんは頭いいんですね」
という終夜に対して、レヴィは照れたように
「当たり前だ」と鼻をならした。
レヴィさんに教えてもらうのはこれで４回目。
これが最後の日だ。
毎日ベルとイタリア語の特訓もしてるから、結構喋れるようになった。
時間がたち、最後の授業が終わった。
「レヴィさん、ありがとうございました」
私は深々と頭をさげた。
「あぁ」
そう言ったあと、「オレのことは呼び捨てでいい。敬語もなくていいぞ」と言われた。
この前、ルッスーリアとマーモンにも言われたので、これで敬語は誰にも使っていない。
だから、距離が近くなったみたいで、私はちょっと嬉しくなった。
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京夜(プロフ) - ネアレ殿さん» うわーっ！ありがとうございます！今はテスト週間という恐ろしい時期なので、更新が遅れそうですが、終わったら書いていきます！応援ありがとうございます(｀･ω･´) (2016年11月20日 9時) (
レス) id: 4b153081bb (このIDを非表示/違反報告)
ネアレ殿(プロフ) - 新作おめでとうございますヽ(*´∀｀)ノ作品更新無理をしない程度に頑張って下さい(`･ ω･´)ゞﾋﾞｼｯ!!応援してます(*⌒▽⌒*) (2016年11月20日 1時) (レス) id: c0475fe362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：京夜 | 作成日時：2016年11月17日 19時
