覚悟 ページ20
「は、はぁ？え、あ、暗殺部隊？」
気が抜けて、へなりと座り込む私を見下ろす５人。
「あぁ？おい、ベル・・・もしかしてお前何も説明しないで
拉致ってきたんじゃねぇだろうな？」
黙るベル。
ため息をつく銀髪さん。
「ちっ。だがアジトまでバレたら逃げるんだったら殺すぜぇ？
ここが暗殺部隊ってのを今知って、覚悟はできてんのかぁ？
今から死ぬか、覚悟を決めるか。どっちか選べ」
銀髪さんが言う。
声がカラカラになって上手く喋れない。
死ぬか、生きるか。
ー『ねぇ、終夜ちゃんはいなくならないでね』ー
そうだ。私は今、死んではいけない。
綱吉君の元に笑って帰ってこなくちゃいけないんだ。
見下ろされる怖さ、この場の滲み出る威圧。
それによって足が震える。
でも、・・・
私は立ち上がった。
そして勢いよくカバンに入れておいたハサミで髪を切った。
驚く人達。
鋭く睨む銀髪さんの目をしっかり見て私は言う。
「覚悟は、今した。
どんなに辛いことも、殺しも、やります。」
品定めをするようにじっとりと私を見る銀髪さん。
ぐいっと私の顎をつかみ、顔を近づけた。
「う゛ぉおおい・・・いい目じゃねぇか」
ニヤリと笑い彼は私の顎から手を放した。
そしてこう言った。
「オレはスクアーロ。スペルビ・スクアーロだ」
((怖かった))
((だけど生きているんだ))
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京夜(プロフ) - ネアレ殿さん» うわーっ！ありがとうございます！今はテスト週間という恐ろしい時期なので、更新が遅れそうですが、終わったら書いていきます！応援ありがとうございます(｀･ω･´) (2016年11月20日 9時) (
レス) id: 4b153081bb (このIDを非表示/違反報告)
ネアレ殿(プロフ) - 新作おめでとうございますヽ(*´∀｀)ノ作品更新無理をしない程度に頑張って下さい(`･ ω･´)ゞﾋﾞｼｯ!!応援してます(*⌒▽⌒*) (2016年11月20日 1時) (レス) id: c0475fe362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：京夜 | 作成日時：2016年11月17日 19時
