76.助けるよ ページ28
文章多めです
「集まってもらったね………」
松「俺達を集めてどうするんだ?」
空「何故私たちの連絡を知っていたんですか」
暁「早く白状しろよ」
突然メールが届いて不自然さもあったが
内容を見て慌てて駆け付けた
-東雲Aを助けてほしい-
暁「助けてほしいってのは………
どういうことなんだ」
「もう時間が残っていないから
早く本人を見つけなければならない」
空「でも女将さんは女将さんだよ」
「それが違うんだよ
彼女は彼女じゃない」
彼女は彼女じゃない?
その言葉に頭の上に?が沢山
浮かんでいく
どうやら今の女将さんは
妹の方らしい
空「妹!?それはあり得ないよ
だって現に…何年か前に」
「そう………妹は亡くなっている
それは世間の中での話
実際は生きていたんだ」
空「生きていた…!?
それとどう関係するの」
「このまま彼女を野放しにすれば
Aは殺されてしまう」
「「「!?」」」
「実は妹の方が生きていたと
僕の兄に伝わってしまったんだ
僕の兄は妹の方が好きだったから
その姉の方を亡きものにしようとしている」
松「じゃあ………もしかしてその妹と
瓜二つなのか?」
「性格は違うけれど………
僕の兄は少し恋愛に拗れていてね
その恐怖心からAが妹に
妹がAになったんだ」
暁「で、俺達にどうしろと?」
「無理を承知で頼む
彼女達を助けてあげて」
そのかおには真剣を帯びていて
決してふざけては居なかった
そんな彼に三人はため息をこぼすと
暫くしてわかったという
「ありがとう!
現在妹は和菓子屋、姉は京都にいる
その姉を此処までつれてきてほしい」
松「ちょっとまて………
あんたは何をするんだ」
それもそうだ
自分たちは京都まで行きその姉を
探さなければならない
「見付けて連れてきた後からは
僕がする
兄を姉と一緒に止めるよ」
勿論、僕はただじゃすまない
でも………それでも彼女達は助けたい
命の恩人だから
松「じゃあ妹の名前は?」
「若菜………東雲若菜だよ」
運命の歯車が動き始めた
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宵月葵(プロフ) - リクエストありがとうございます!勿論私なりに書かせて頂きます! (2019年3月22日 12時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - リクエストさせてもらっても良いですか?夢主が黒の組織にさらわれてしまって、それを知ってしまった公安組に助けてもらうのは出来ますか? (2019年3月22日 8時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 宵月葵さん» このあとどうなるかな?お菓子の採点はどう決めるのか気になります!続き頑張って (2019年3月14日 20時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - ようやく告白させる事ができて私もホットしてます!これからも宜しくお願いします! (2019年3月9日 17時) (レス) id: d70884df7e (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 告白したぁ♪♪♪おめでとう!! (2019年3月9日 17時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵月葵 | 作成日時:2019年1月22日 4時