74.例えこの命が燃え付きても ページ26
月「………………………………」
鋭い光でじっと見つめるのは
月宮の瞳
竜「な、何でピリピリしとるん？」ｺｿｯ
暁「それは俺にも分からへんよ」ﾎﾞｿｯ
何を鋭い瞳で見つめているのか
だれにもわからない
そして一方Aは………
松「………………………」
『………………………』
((何か喋らなければ…！！))
そう心の中で思っていたらしい
松「あ〜……その、何だ
チョコ、食べてもいいか？」
『………も、勿論です』
私も松田さんに聞いて食べてみると
ほのかに甘さが残っているチョコレート
甘さとほろ苦さがうまく交わっている
『…松田さん、チョコつくるの
上手ですね』
松「美味かったか？」
『はい』
そう言うと松田さんは嬉しそうに
笑ってくれた
そんな暖かい気持ちになっていると
突然後ろから視線がくる
私は食べ終わった松田さんに
覆い被さり狙撃を避ける
松「な、何だ？」
『………っ……松田さん
私、少し用事ができました
だから……今度会いましょう』
松「でも………何かあったのか」
『………これは私の問題です
だから……お願いします』
私は痛みを隠すように庇いながら
松田さんを説得する
彼が今あの人と会うのは危険
絶対に会わせたらダメ
松田さんを無理やり帰らせて私は
深呼吸をした
『………ねぇ、誰かな
“僕”の大事な者に手を出そうとしたのは』
「そんな風に瞳の色を
変えるなんてよっぽど
大切なんだね
大丈夫さ、僕はあくまで
忠告をしに来ただけだから」
『………忠告？』
オッドアイになった瞳を少しだけ
細目にする
「あの松田からは手を引いて
じゃないと……………君も無傷じゃすまないよ」
『………そんなのわかってるよ』
「だったら何で！」
『………仕方ないよ…だって
『 』になったんだからさ
例え、この命が燃え付きても
僕は彼らを守るよ
それが………………
陣平の“ ”としての役目だから』
私と陣平は交わってはいけない
それが掟だから
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宵月葵(プロフ) - リクエストありがとうございます！勿論私なりに書かせて頂きます！ (2019年3月22日 12時) (
レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - リクエストさせてもらっても良いですか？夢主が黒の組織にさらわれてしまって、それを知ってしまった公安組に助けてもらうのは出来ますか？ (2019年3月22日 8時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 宵月葵さん» このあとどうなるかな？お菓子の採点はどう決めるのか気になります！続き頑張って (2019年3月14日 20時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - ようやく告白させる事ができて私もホットしてます！これからも宜しくお願いします！ (2019年3月9日 17時) (レス) id: d70884df7e (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 告白したぁ♪♪♪おめでとう！！ (2019年3月9日 17時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵月葵 | 作成日時：2019年1月22日 4時
