もちもち幼女に転生しちゃいました 『2』【名探偵コナン】

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予告状には、こう書いてあった。

太陽の下、小さな宝石を奪いに参上します。

怪盗キッド

と。

小さな……………宝石？変だな〜ここに飾られているアメジストは結構大きいはずなのに

中森「予告時間まで、あと5分だ！気を抜くなよ！！」

『はいっ！！』

あっ、中森警部だ。顔が殺気立ってるな……………

『絶対捕まえる』っていうオーラが誰よりも溢れ出ているというか。

安室「にしても、僕達以外にギャラリーが多いですね」

A「ふぁんにょひとかにゃ？」

安室「そうみたいですね。」

A「あれ、こにゃんくんは？」

安室「あぁ、彼なら………………」

ボンッ！！

A「あっ」

白いマントを翻し、音もなく彼はそこに現れた。

中森「出たな！！キッド！！」

キッド『どうも、中森警部』

中森「今度こそお前を！」

キッド『あぁ、その事なんですが………………。今日は宝石を盗みに来たんじゃありません。』

中森「じゃあ、一体何を？」

安室「予告状には、宝石を盗むと書いてありましたが？」

キッド『えぇ、宝石と言っても、


私にとっての宝石ですが』

A「ふぁっ！！」

閃光弾！！！

しまった、目が見えない！

――――――――――――――――――――

中森「いないっ！！奴はどこだ！！宝石は…………」

『警部！！宝石は盗まれていません！』

中森「じゃあ、一体、奴は何を！！？」

安室「彼女がいないっ！！」

中森「彼女って、あの小さな子供か？……………なに！！？キッドの狙いは最初から、あの子供だったのか！？」

安室「………………いい度胸じゃないか」

怪盗風情が、僕の宝に手を触れるとは。

――――――――――――――

A「これって、ゆうかいじゃいでしょ。」

キッド『人聞きの悪い事言わないでください。レディ』

A「だって、そうだもん」

キッド「まぁまぁ。取って食おうとか思っていないので」

A「そう。で、にゃんで、わじゃわじゃわたしを？ほうしぇきがめあてじゃにゃかったの？」

キッド「違いますよ。最初から、レディ一筋で」

A「もしもしポリスメン？」

キッド「通報はやめてください」

A「えー。じゃあ、おろして」

キッド「分かりました。姫」

―――――――――――――

A「よっと……………おりれちゃ。さてと、しぇつめいしてもらっても、いいかにゃ？

にゃんで、わたしをつれしゃったのか」

キッド『んーそうですね……………』

ポンッ

A「ふあっ！」

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