弱みを握る一つの道具 ページ27
実夢視点
はあ、いちごクッキーもらったけど…わたしプリンの方が好きなんだよなぁ。←
放課後、ただいまわたしは、部活に向かっています。
わたしは写真部に所属していて、写真部は、たまに新聞部と合同で記事を作ることもあるんだ。
最初は写真部楽しそう！って思ってたんだけど
光くんがなかなか撮れない！
ってことで今日もユウウツ部活です。
でも今光くんと(自分だけ)会いたくないんだよなぁ〜。ちょっと…気まずい…。
部長「じゃあ、今日は自由に撮っててください。」
お、自由？やったー！
じゃ、早速まわりますかー。
ぶらぶら歩いてると、学園の畑についた。
園芸部いるし…寧々ちゃんセンパイ撮ってくか。
寧々ちゃんセンパイ、草むしりしてる。
相変わらずかっわいいなぁ〜。
…これは光くん好きになるわな。
カシャ
こういうの、汗もしたたるいいオンナって言うんだっけ？←違う
お、近くに葵センパイもいるじゃないすか！
この2ショットはいいよー！
ふふ、後輩ながら、微笑ましいなぁ〜。
……畑の写真、前は三葉センパイが撮ってたんだよね。
交通事故で死んじゃったけど。
同じプリン好き同士仲良くなって、
本性現したら、かなりムカつく性格だった。
ま、いいや。
次は校舎いこ。
またまたぶらぶらまわってたら、理科室についた。
土籠先生いるかな？
シーン
いない。
はぁ、仕方ない。どっか他んとこいくか。
？準備室で声が聞こえる。
もしかして、土籠先生？
そーっとそーっと
と、ほのか先生!?
二人っきり、ということは、
ヤバい！また弱みを握れる〜！
でも、スマホだけだと、また消されるかも…
！そうだチェキ！
画質は悪くなるけど、これなら形に残る！
持ってる!?持ってない!?
カバンをごそごそあさる。
あったぁ〜〜!!←なぜ
よしよし、これでバレないように撮れれば、
カシャ
イイェーーーーーーース!!!!!
ふふふ、ほのか先生、またしばらくわたしが優勢ですよ……！
恋愛だか好きだか出されなきゃね！
わたしはルンルン気分で去っていったのだ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リガロ x他1人 | 作成日時：2019年8月21日 23時
