episode.105 ページ3
□降谷side
ボスとラムが捕獲された。やったのはベルモット。
さっき捕獲したキャンティとコルンと一緒に部下達に連れていくように指示をして、ジンを探し回った。
「クソｯ……どこたｯ……」
風見『降谷さんｯ爆弾がｯ』
「風見か、」
風見『そちらにはまだ仕掛けられていますｯ早く撤退をｯ』
「いや、まだジンがいる。部下達を下がらせろ」
風見『降谷さんｯ！！』
するとすぐ近くで爆発音が響いた。
「チッ」
爆発のせいで火と煙が舞う中、掻き分けて奴を探す。
「ｯ！？」
目の前にいたのは、血だらけの赤井とジンが拳銃を突きつけあってる姿。
やばいｯ！！
すぐにジンに標準を合わせ、ほぼ同時に三つの銃声音が鳴り響いた。
「赤井ｯ！！」
赤井「ふ、るやくんか……」
ジンはもう動かない。そして赤井は、俺がジンを撃った為標準がズレて腹に一発。
「何してるんだｯ！！」
赤井「すまん、油断してしまってな。このザマだよ……」
赤井は、もう動ける力を持ってない。こんなのAが見たらどうなるか分かってんのか。
「行くぞｯ！！」
簡単な応急処置を施して担いだ。
チッ、ここまで火が回ってるのかｯ……
赤井「……降谷くん、降ろせ……」
「何馬鹿な事言ってるんですｯ」
赤井「馬鹿じゃないさ」
「馬鹿でしょｯ！！こんな所で降ろせるわけないｯ！！どんな顔してAがお前を待ってるかｯ分かるかｯ！！」
赤井「ｯ……」
「黙って掴まってろｯ！！」
風見に無線で連絡をしてから、俺は火の中に飛び込んでいった。
待ってろA、今すぐこいつを連れていくからｯ！！
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作者名：ゆな
| 作成日時：2019年11月18日 11時
