彼女事情。4 ページ6
池がある中庭
屋上に続く階段
隠れんぼには最適な教室
『すげ…』
さすが帝光中学校。校舎は広いし創りがすごい。
第二体育館まであるしね…
『…あれ、ここが図書室?』
奥に進んでいくと行き止まりがありその下を階段がつながっている。
そこの角に図書室があった。
(がららっ
__すごい広い
やはり今日は5時間だからか生徒はあまりいなかった
窓から入ってくる風が心地よく頬をなでる
『素敵な場所だなぁ』
よし、まだ時間あるし何か読もう
とは言っても…たくさん本があるなぁ
_あの人に聞いてみよう
『あの…すみませんが、オススメの本とかありますか?』
「!…僕、ですか?」
『あ、はい』
「僕が…見えるんですか?」
『えっ見えますけど…
まさか、幽霊ですか!?』
え、ここにきてまさかの死亡フラグ?←
「いえ。違いますよ、ただ影が薄くて気づかれない事が多くて」
『…そーですかね?
私は目立つと思いますよ?』
「え?」
『だって、そんなに綺麗な髪をしているので』
私は彼に微笑んだ
「…初めてです、そんな風に言われたのは。
_ありがとうございます」
あっ。と、彼は続ける
「本、でしたよね?こちらがオススメですよ。
あと、貴女が転校生ですか?」
『はい!赤羽Aです。よろしくお願いします』
「黒子テツヤです、よろしくお願いします
同級生なのでタメ語でいいですよ?
僕は敬語が癖なんですか。」
『え、そーなんですか!?
じゃあ…黒子くん?改めてよろしくね!』
「はい、よろしくお願いします」
ふわっと効果音がつきそうに黒子君は微笑んだ
それと同時に私は思った…
_この子天使や←
『あっこの本持ってる!面白いよね!』
「赤羽さんもですか?僕、このシリーズ好きなんですよ」
『いいよね!!じゃあ4巻ももってる?』
「持ってますよ、貸しましょうか?」
『いいの!?お願いします!!』
・
・
prrrrrr…prrrrrr…
『あ、ごめん、電話だ』
「どうぞ」
『もしもし?』
❮A?今どこにいるの?俺もう着いたけど❯
『え?あ、やっば!ごめんね、今すぐいく!!』
時計を見たら、4時を過ぎていた
『じゃあね黒子君!またくるね!』
私は黒子君の返事を聞かずに、急いで図書室を飛び出した
___「赤羽A、さん…」
1579人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「赤羽業」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あか。(プロフ) - 春空_ハルゾラ_さん» コメント有り難うございます!ふおおおまじですかあああ!!羨ましいですっ!ww応援有り難うございます、頑張ります(*^_^*) (2015年9月23日 21時) (レス) id: 712399533d (このIDを非表示/違反報告)
春空_ハルゾラ_(プロフ) - 実は私の弟もアヤトっていう名前だったりする←応援してます(*^_^*) (2015年9月23日 20時) (レス) id: 882232c78a (このIDを非表示/違反報告)
あか。(プロフ) - *みゆう*さん» コメント有り難うございます!絢都君かっこいいですよね!!作者も大好きなんです(*^_^*) (2015年9月23日 8時) (レス) id: 712399533d (このIDを非表示/違反報告)
*みゆう* - 私と東京喰種の絢都君好きですよ! (2015年9月23日 0時) (レス) id: 379193c951 (このIDを非表示/違反報告)
あか。(プロフ) - いちごみるくさん» コメント有り難うございます(*^_^*)私にはもったいない言葉です!更新頑張ります (2015年9月22日 21時) (レス) id: 712399533d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あか。 | 作成日時:2015年3月26日 18時