帝光中の彼女事情。【赤羽業】

彼女事情。43 ページ46

｢Aっちー！ポッキーいる？｣




『ポッキー？！ちょーだいっ！！』




｢か、可愛い、、、｣




｢Aちーん。まいう棒もあるよー？｣




『わっ、ありがと敦！』







出発する事10分。



すっかり遠足気分を満喫している









｢あ、Aー。お前明日誰か迎えに来んの？｣




『あー、まだ言ってないんだよねー』




｢じゃあ送ってってやろーか？あいつら(E組)の宿泊所まで｣




『じゃあ誰か迎えにこなかったらお願いするね！』




｢ん。｣




『ふ、絢都のそーゆーとこ好き』




｢ん、俺もだっつのばか｣









姉弟にとっては普通(この姉弟は普通の基準が違う)にある会話だろう。




だが、どうだろう。姉弟とは知らない人から見ると、









｢は、、、え？付き合ってるんすか？｣









↑こうなるわけだ









『(あ…やっちゃった☆)えー、、、と』




｢んまぁ、大事な人？｣







絢都はケロッとした表情でかつてクラスメートにも聞かれた時と同じように答えた




その言葉が黄瀬達にとって爆弾発言なんだが。








｢どういうことだい絢都、A｣




｢おい詳しく話せ｣




｢ふふ、その話私も聞きたいな〜？｣









こーいう話には興味無さそうな赤司までもが聞いてきた




しかもさつきにいたっては調べ物してなかった？









｢(あれ、俺やばい事言った？しかも赤司俺の事呼び捨てにしたけど)｣




『(だから言葉選べって！)』




｢(いやお前も好きとか言うからだろ？！)｣




『(ｻｰｾﾝ)』









さぁどう切り抜ける井上(赤羽)姉弟









・









・









『と、とりあえず、、、









お菓子食べません？』




｢(お前バカか)｣









｢はぁ、赤司君、座って下さい。黄瀬くんうるさいです。桃井さんも仕事残ってるんでしょう？






そして青峰君、僕の顔面にある膝を退けて下さい｣




｢わ、わりぃテツ｣









え？ちょ青峰お前何やってんのww









この話に興味持ちすぎだろ何で座席から身を乗り出してんのww









黒子かわいそー、、、そしてありがとう！









｢Aさん、今じゃなくていいので話して下さいね｣




『黒子まじリスペクト』
訳:うん、今度話すね




｢何で訳がそーなるんだよ｣

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