帝光中の彼女事情。【赤羽業】

彼女事情。37 ページ39

｢朝から大輝達がおかしいと思ったらAが吹きかけていたのか｣



『スミマセン』



｢何でああなった？｣





赤司は、体育館のすみで丸まって体育座りをしている青峰と黄瀬を指さした←







だって、、、こんな大事になるなんて思ってなかったんだもん！！








『呪われるよって教えたら…
あんなんになるとは思わなくて…』



｢、、、はぁ…｣



『ご、ごめんなさい…』






うぅ、赤司のため息が重すぎて泣きたいです。









ていうかまだあいつら体育座りしてんの？え？







おお何か震えてんぞあんな怖がりだっけ？









あ、15ｍ先にいる絢都と目が合った。









うわっ、ウインクされたむかつく！！！←









くっそ絢都逃げやがって！！←







絢都にイライラしつつも

赤司の無言の圧力でしゅんとする私。









｢っ、ま、まぁ今回は許すよ。｣



『ほ、ほんと…？』



｢あぁ｣



『やった！ありがと、赤司！！』





まさか許してくれるとは思ってもいなかったので、おもわず


赤司の両手をぎゅっと包み込んで握った









｢Aー！スポドリ作ろ！｣



『あ、うん。今行く！』





私は、繋いだままの赤司の手をもう一度、
ぎゅっと握って笑顔でありがとうと言ってさつきの所に向かった






『(業に殺せんせーを殺してもらおう今すぐにでも！)』








と、無理な事を思いながら









・









・









｢、、、赤司君？｣



｢あ、あぁ。テツヤか、おはよう｣



｢さっきも挨拶しましたよ？大丈夫ですか？｣



｢…いや、悪いが大輝達を頼むよ、僕は少し走ってくる｣



｢あ、はい｣









走る途中、



僕はただ

自分の手を見つめる事しかできなかった

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